次男坊号は9000DURAのはずですが、7速どまりです・・・。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
昨年末に知り合いからお安く譲っていただいた、次男坊号(TARMAC EXPERT、9000系DURA-ACE)ですが、なんと、リアが7速であることが判明しました。
いったい、何時代のDURA-ACEやねん?(7400系あたり?)
はたまた、DURA-ACEだと思っていたのが、実はTourneyだったのか・・・?
7速DURA-ACE判明の経緯
7速DURA-ACEが判明したのは、先日、次男坊と海辺R134を親子列車で走っていた時。
いつもは自分が前だけど暑くてしんどいので、次男坊と先頭交替したところ、次男坊のケイデンスがとんでもなく高いに気が付きました。
次男坊は、もともとケイデンス高め(100くらい)だけど、150くらい回しているように見えます。
いくら何でも高すぎると思って、信号待ちで聞いてみたら、「リアがシフトアップしないので頑張ってる」とのこと。
早く言いなさいよ・・・。
7速DURA-ACEの調査
道の外(=海岸)に停めて調べてみたのですが、右STIをシフトアップ(リリース)操作をしても、たしかに7速で止まってしまい、8以上に入っていってくれません。
バレルをいじってワイヤテンションを変えると、2~8や3~9、4~10などになるだけで、結局7速に変化はありません。
過去に6速でFHCを制覇した有名選手(うそ)を見たことはありますが、次男坊にそんな技量はないでしょう。
まぁ、とりあえず走行には問題なさそうなので、家まで150rpmで前を引いてもらって帰り、修理対応することとなりました。
無事に11速(R9100)に戻りました(^^)
家に帰ってSTIのゴムカバーを開けてよく見てみると、小さなごみが詰まっているように見えます。
どうやら、ワイヤー先端のタイコ付近で、ワイヤがほつれてSTI内部に詰まっているようです。
STIのカバーを剥いたところ。なんか、ごみっぽいものが見える?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
「じゃ、ワイヤ張り替えればいいじゃん」となるのですが、実は次男坊号(TARMAC Expert)はワイヤ張替えをやったことがありません。
LOOK595号のように、シフトワイヤが中途半端にフレーム内蔵(ダウンチューブだけ通り、BB付近から露出)ではなく、トップチューブからリアエンドまで完全に内蔵なので、どこを通っているかわかりません。
LOOK595号はイチから自分で組み立てたのでよくわかるのですが、TARMAC号は完成状態でもらったので全く分かりません。
Shiro家のバイクは、LOOK(595)、COLNAGO(PRIMAVERA)、ルイガノ(RHC、ミニベロ、ママチャリ等)と3ブランドだったのですが、ここにきて新しいブランドがやってきた模様。
これはいったい・・・?
そこで、譲っていただいた前の、購入元の自転車屋さんで修理してもらうことにしました。
次男坊と一緒に車で出かけて行って修理をお願いしたのですが、予想通り、やっぱりワイヤがほつれているとのことで、インナーをさっと抜いて、ささっと通して5分で修理完了。
ヘッドチューブから、リアの出口まで、ケーブルライナーが通してあるとのこと。
なんだ、LOOK595号と同じじゃん(^^)
先週の土曜日から開催されている、フルメンテ2017 in 藤沢。
せっかくの夏休み(今頃!)5連休でしたが、幸運にもずっと雨だったため、のんびりと作業できました(涙)
分解作業はわずか半日で終わりましたが、組立作業はやはり手間がかかり、2日かけてようやく完成です(^^)
というわけで、無事に11速の9000系DURA-ACEに戻りました。
ワイヤールートも分かりましたので、来年からはLOOK595号同様、年1回のワイヤ張り替えを行いましょう。
にしても、なんでタイコ付近でワイヤがほつれちゃうんでしょうね?
LOOK595号(7900 DURA-ACE)では一度も経験したことがないトラブルです(ほかのトラブルは多発ですが)
なぞは深まります・・・。
二度と買えませんので、大事に使いましょう(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
Shiroさん:
Shiroさんと同様に、年に1度はワイヤー交換を行うので、この症状になったことは無いですが、ネット上にはかなりの数の記事が有りますね。
ワイヤーの状態がよろしくないまま使い続けた結果だと思いますが、譲り受けた状態では引きが重い、シフトアップが遅いなどの症状は無かったのでしょうか?
しかし、切れなくて良かったですねぇ。
もし切れてしまったら固定ギアでの帰宅とSTI脱着、修理にまで発展するかもしれない状況でしたもんね。