計70回の挑戦記録。右端の2回だけ、かろうじて40分を切っています(^^)
衝撃の「ヤビツ40分切り」から1週間。
内閣官房からの国民栄誉賞や、神奈川県知事からの県民栄誉賞などの打診を待っているのですが、検討に時間を要しているようなので、先に今回の走り紹介をしておくことにしました(^^;。
といっても、いつものようにパワーグラフを書くくらいですが・・・
今回のタイムアタック仕様
では、いつものように、タイムアタックの仕様をまとめてみました。
挑戦日 | 【今回】 4月28日 | 【前回】 4月22日 |
---|---|---|
累積挑戦回数 | 69回目 | 68回目 |
天候 | 晴れ | 晴れ |
スタート地点までの アプローチ |
車載でご近所まで | |
同伴者(車?) | 単独 | |
フレーム | LOOK595 | |
ホイール | F: Reynolds MV32T UL R: FFWD F4R type R |
|
タイヤ | F: Vittoria CORSA CX3(9.0) R: Vittoria CORSA CX3(9.0) |
F: Vittoria CORSA CX3(8.0) R: Vittoria CORSA CX3(8.0) |
ウェア(上) | アームウォーマ無し | 半袖フライウェイトジャージ (Rapha) とアームウォーマ |
ウェア(下) | レッグウォーマ無し | ビブショーツ(Rapha) と、レッグウォーマ |
主なポカ | 蜂に刺される(!) | サイコンのオートストップ機能設定忘れ |
主な作戦 | 前半もちゃんと走る | シーズン初なので足慣らし |
新兵器 | 特になし (強いて言えば、脛毛を剃ったくらい) |
スマホが軽い・・・? |
体調 | 快調 | 左のくるぶしが・・・。 |
体重 | 59.5kg | 60.0kg |
至近のFTP | 233W (3.95W/kg) |
225W (3.75W/kg) |
バイク・ウェア等の装備はほとんど変化無いですが、タイヤ空気圧を少しだけ高めにしてみました(8→9気圧)。
また、タイムアタックの2日前(4月26日)にZWIFTで計測したFTPは233W、当日体重は59.5kgでしたので、ウェイトレシオは3.95W/kgであり、前回(4月22日)より5.3%ほど向上しています。
超レアポカ? ハチに刺されました・・・!
最近は大きなポカが無くて油断していたせいか、スタート前に、蜂に刺されるという珍しいポカ(?)に遭遇しました。
この日は伊勢原方面から善波峠を越えてきたのですが、その下り道で、胸が急にかゆくなり、直後に激痛が!
なんと、ジャージの胸元から侵入したハチがウェア内でガサゴソと暴れて、さらに、一刺しした模様。
咄嗟に自分で胸をぶん殴ったため、八ハチさんはダメージを受けたようで、それ以上刺すことはなく、コンビニ駐車場に停車すると胸元から出てきて、写真のようにヨロヨロと歩いていました。
これが、犯人のハチ。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
こちらは道路交通法を遵守して走っていて、過失割合(?)は0:10であり、「ぶっ潰したろか~い!」とも思ったのですが、まぁ、彼も悪意はなさそうだったので、もう一度とっ捕まえて、草むらに逃がしてやりました。
この、「蜘蛛の糸」のカンダタみたいな行いが良かったのかな・・・!?
今回の作戦と走り
今シーズンは、すでにヤビツは2回走っていたのですが、いずれの回も、昨年に比べると疲労が少なく、ゴール間際でも脚が残っている状況でした。
過去60回以上繰り返してきた「前半飛ばしすぎて、後半ヘタる」という恐怖がトラウマになっていて、去年より確実に脚力が上がっているにも関わらず、まだ前半を抑えすぎていた結果です。
そこで、今回は以下のような作戦・方針で登ってみることにしました。
- ヤビツは40分程度なので、FTPより少し高い240W平均で走る
- 前半もサボらず240Wくらいまでがんばる)
- 激坂区間は頑張ってもタイムにつながらないので200~230W程度に抑える
- 緩い勾配区間はタイム短縮になるので多少無理して260~300W程度まで頑張る
ほとんどパワーしか見てないので、サイコン画面もこんな感じ
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
パワーだけを指標にして走っているので、タイムや速度は見ることなく、パワー・ケイデンス・勾配・心拍、距離だけを表示して走ってみました。(心拍も見てもしょうがないのですが、なんとなく)
タイムアタック結果
結果は、既にお伝えの通り、初の40分切りとなる「39分52秒」。
さらに翌日も同様に登ってみて「39分31秒」。
この画面を見るのに8年かかりました。サイコンは3台目です(笑)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
項目 | 【記録達成日】 4月28日 |
【記録達成の翌日】 4月29日 |
【前回】 4月22日 |
---|---|---|---|
タイム | 39分52秒 | 39分31秒 | 42分31秒 |
最高速度 | 42.9km/h | 41.3km/h | 36.5km/h |
平均心拍 | 169bpm | 169bpm | 171bpm |
最大心拍 | 193bpm | 208bpm | 203bpm |
平均ケイデンス | 86rpm | 87rpm | 86bpm |
平均パワー | 241W | 241W | 228W |
平均ペダリング効率 | 47.5% | 47.5% | 46.1% |
消費エネルギー | 563kcal | 559kcal | 570cal |
TSS | 70.5 | 70.3 | 71.4 |
直近FTP | 233W (3.95W/kg) | 225W (3.75W/kg) | |
信号停止 | なし! | 菜の花台前(工事信号) | 旧デイリーヤマザキ |
意外なのは、4月28日と29日では20秒もタイム差があるのに、平均パワーもTSS(トレーニングストレススコア)全く同じという点。
これは、29日の方が、激坂区間と緩斜面区間を、より強くメリハリをつけて走り分けた結果ではないかな?と思っています。同じエネルギー・パワーでも、緩斜面区間をより頑張った方がお得な気がします(^^)
この日の走り(というかパワー分配)を振り返って
前回(4月22日)と今回(4月28日)のパワーの変化を比較してみましょう。
青い線が4月22日、赤い線が4月28日のパワー変化。
GARMIN connect、Pioneer Cyclo-Sphereのどちらも、複数のグラフを比較するのがイマイチなので、データをcsvで出力してExcelでグラフを書いています。
横軸は時間です(なので赤線は3分早めに終わっています)
また、変化は激しすぎて読みずらいので、パワー値は30秒の移動平均をかけています。
グラフから、今回の走りは前回に比べて、こんなことが言えそうです。
- 序盤をサボらずにちゃんと漕いでいる
- 緩い勾配区間では300W付近まで頑張っている
- 全区間で200Wを下回っていない(36分付近でわずかに下回っているけど)
- ラスト3分間(約1km)は上り調子でラストスパートしている
いろいろと要因はありそうですが、パッと見ただけで、1.の「序盤もサボらなかった」が大きいように見えます。
たった1週間で体力が激増したとは思えませんから、パワー分配がちょうどよかったのでしょう。
過去の走りを振り返ると、前半飛ばしすぎると後半ヘタり、前半を抑えすぎても後半ヘタる、という感じで、結局後半はヘタってしまうというパターンが多かったと思います(富士ヒルも同様)。
2017、2016年の富士ヒルでのパワー。序盤飛ばして後半ヘタります。にしても、2017年は酷いなぁ・・・。
FTPが230W程度しかないですから、ずっと300W出していていたらすぐにヘタってしまいますが、短い時間なら250~300Wくらいは出しても大丈夫ですし、そうした方がタイムは稼げるということが分かった気がします。
というわけで、この日の走り、というかパワー分配のお話はここまで。
次回は、今までの練習の取り組みと今後についてまとめてみましょう。
つづく(^^)
脛毛を剃った効果もありか!?(^^;
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
はじめまして、サクと申します。
2016年位から楽しく、そして勇気貰って拝見してました。
自分と歳も近いので(自分は今年45歳)非常に参考にしてます。
来年とは言わず今年、富士ヒルのシルバー頑張って下さいね~♪