お? この写真はなんでしょう・・・?
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
つ,ついに,超久しぶりにパンクを経験してしまいました。
といっても,乗ってもいない(涙)595号のほうではなく,普段の「足」として使っているLGS SIX号のリアタイヤのほうです。
ご近所の買物にしか使っていないのに,なぜに,1.95インチもある太いタイヤがパンクしてしまうのか謎ですが,久しぶりのパンク修理に挑戦してみました。
長いけど,要するにこんなお話です
- LGS SIX号のリアタイヤがパンク
- 英式バルブなので虫ゴムかと思ったけど違う
- チューブを交換しようと思ったら,ジャストサイズが売ってない
- 良く考えたら,パッチで直せばいいんじゃん!(^^)
チューブが売ってない!
最初は「英式バルブのムシゴムでも痛んだか?」と悠長に構え,とりあえずムシゴムを取り替えて様子を見ました。
右が交換前のムシゴム。痛んでいるのぅ・・・。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
ところが,一日乗るくらいには問題が無いのですが,翌朝になると,やっぱりペッチャンコになっています。
ということは,やっぱり,本当にパンク(=チューブがやられている)している可能性が高いということになります。
翌朝になるとこういう状態・・・。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
そこで,会社帰りにビックカメラの自転車コーナーに立ち寄ってチューブを探してみました。
前述のとおり,LGS SIX号は一応MTBですので,26インチ×1.95インチというタイヤサイズなのですが,どこをどう探しても,このサイズで英式バルブのチューブは見つからないのです!(米式はあったのですが・・・)
途方にくれて帰宅する金曜日の夜。大事なことに気が付きました。
ロードバイクに乗り続けて5年,「パンク修理=チューブ交換」と完全に思い込んでしまっていました。
しかし,普通,パンク修理で自転車屋さんに持ち込んだ場合は,パッチを当ててチューブ「修理」するのが当たり前なんですよね。
すっかり,忘れていましたよ(^^)
そういえば,以前は,なんども家族の自転車を修理していたっけ(ツマ号1,ツマ号2,カズボン号)・・・。
これは以前のカズボン号。実に分かりやすいパンク原因(笑)
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8
さっそくパンク修理
LGS SIX号はスポーツバイクの端くれなので,クイックレリーズでホイールを外すことができます。
ウソです。クイックが錆付いていて,ぜんぜん「クイック」じゃありませんでした・・・。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
続いてタイヤを外す作業に入りますが,こちらはあっさりと外すことができました。
ロードバイクのクリンチャー,チューブレスのときはいつも苦労しているので,拍子抜けです。
せっかく,先日ゲットしたカンパのタイヤレバーの威力を試してみようと思ったのに・・・。
ロード比べると,拍子抜けするふにゃふにゃブリ・・・。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
外したチューブにエアを少し入れて,エア漏れしている部分を探しましたが,ちっともエア漏れの音が聞こえません。
そこで,これまた町の自転車屋さんと同じく,水を張ったバケツにチューブを入れてエア漏れ箇所を探してみることにしました。
とても分かりやすい,エア漏れの図(^^)
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
発見です!(^^)
本当~に小さな穴が開いていました。ルーペじゃないと見つけにくいくらいの穴です。
もともと,空気圧も小さいですし,これだけ穴が小さければ,エアが抜け切るのに一晩かかるのも分かります(エアーボリュームがバカでかいですしね)。
貴重な体験なので(?),手持ちの防水カメラSONY DSC-TX10で,世界初(?)エア漏れ箇所の動画も撮ってみました。
お,前回に引き続き,防水デジカメTX-10登場!
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
この後の作業は,普通のパッチ貼りです。
エア漏れ箇所を少しだけヤスリ掛けして,ゴムのりを塗って,パッチを貼って,ぐりぐり押さえつける。
もし,ビックカメラにチューブが売っていたら1000円くらい支出してしまうところでしたが,わずか数10円で修理完了です(^^)
ドライバーの柄でグリグリしているところ。しばらく放置しておこう。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
(いつものことですが)やってもうた!
ゴムパッチを貼って,エア漏れ箇所をふさぎ,さらにタイヤの該当位置に異物(小ガラス片でした)を発見・除去し,無事にパンク修理は完了です。
が,それだけでは,フォトポタ日記としてはオチが無いために,記事にはなりにくい(そんなことは無いのですが・・・)
そう思いつつ,翌朝にLGS SIX号を見てみると・・・,
OH! やってもうた! 左が前ですが,トレッドパターンが逆向きだ。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
正しい向きはこうです(前輪)
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
どか~ん,タイヤの装着方向(回転方向)が逆じゃ~!
笑ってしまいました。
まぁ,ご近所買物専用乗り物なので,特に気にせず,このままで良いことにしてしまいましょう。
ロードバイク(595号)のときは,タイヤとホイールのロゴの位置関係まで気にするくせに,この大らかさはいったいどこから来るのか(笑)
ま,前後タイヤで向きが対称になったと思えば,これもこれでアリでしょう(いや,無いか・・・)
というわけで,おいらとしては4回目の,「普通の自転車のパンク修理」は無事に(?)終了したのでした。
一方,ロードバイクの方は,無パンク記録37ヶ月目に突入中です。
またも,パンクをする前に寿命が近づきつつあります。次もFUSION3 TLかな~(^^)
>AG-SYSTEMさん
そうですね,パンクするなら,すぱーん!
と抜けて欲しいもんです(笑)
やっぱり,MTBとロードタイヤのビードの
硬さは待ったく別もんですよね。
あまりに簡単に外れるので,なんじゃこりゃ?と思ってしまいました。
まぁ,かたや4~5気圧で,かたや10気圧ですから,
頑丈さに差があるのは当たり前といえばそうなのですが(^^)
我がタイヤ装着史上,最も時間を要したのは,
初めてチューブレスタイヤを装着したときで,
5時間くらい(!)かかりました。
レースだったら,全員ゴールしてるって(笑)