流行のディスクブレーキ車です! ちょっと小さいですけど(笑)
SONY NEX-5T + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
前回、11年ぶりにアイウェアを新調した記事を紹介しましたが、今度は、12年ぶりに自転車を購入したお話です。
しかも、今話題沸騰中(?)の、油圧ディスクブレーキ搭載車ですぜ。
フッフッフ・・・(^^;
購入の経緯(日常の足が無い・・・)
単身赴任(福島)が始まって1年半になります。
2006年に購入して以来、12年の長きにわたって日常の「足」として使ってきたルイガノLGS SIX号は、単身赴任先での通勤手段として、さらに大活躍しています。
2006年の登場から11年。
おいらの自転車人生(への転落)の扉を開き、そして、日常の足として活躍し続けてきたルイガノLGS SIX号ですが、大きな変革の時を迎えつつあります。
おいらの体の変化が激しすぎ、それを抑えるための変革でもあるのですが・・・、。
その一方、自宅(藤沢)で、ご近所を走る「足」としての自転車が無い状態が続いていました。
自宅での自転車は、LOOK595号か「ローラースルーGoGo」しかありません。
ご近所ならローラースルーGoGoでなんとかなりますが、5km離れた駅までツマ(←こちらはルイガノのママチャリ)と一緒に走ったときは、さすがに疲労困憊でした(そもそも50近いオッサンの乗り物ではない気がします・・・)
そこで、2006年のLGS SIX号以来、12年ぶりにご近所の足用自転車の購入です。
(それにしても、LGS SIX号、全く傷まない。すごいな・・・)
2台目ご近所号の選定
2台目のご近所自転車を選定するにあたり、どうせまた10年以上乗ることになるでしょうから、末永くいじり続けられそうな、楽しい自転車にすることにしました。
車載してちょっと遠くまでお出かけし、ツマとのんびりポタをやることを想定し、小径車(ミニベロ)にすることにしました。
- tern CRESTやSURGE
- ルイガノ MV5 PRO
- GIANT IDIOM2
軽さ、速さ、デザインなどを考えたらternやGIANTがいいとは分かっているのですが、シンプルすぎて、メカメカしい楽しさに足りない気がします。
結局、栄えある(?)2台目ご近所号の座を射止めたのは、油圧ディスクブレーキ・フロントサス・フロントダブルギアという、いかにもイジリがいのありそうな(下手するとデコチャリ的な)ルイガノLGS S9号となりました。
ま~たルイガノです(^^;
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
なんだかんだ言って、5台目のルイガノ号です。ガノー氏にはなんか表彰してもらいたい。
- LGS SIX(単身赴任先での通勤用)
- LGS RHC(単身赴任先でのZWIFT用)
- LGS TR-2(ツマのママチャリ)
- LGS J24(次男坊号。友人にお譲りしました)
- LGS S9(今回登場!)
LGS S9号登場!!
LGS S9は、去年まではLGS MV2 PROという名称でした。
ミニベロシリーズを表す「MV」、下から2グレード目を表す「2」、ディスクブレーキを示す「PRO」という具合に、とても分かりやすい名前でしたが、今年は突然に「S9」となりました。
ちなみに、1~6は欠番です(全く意味わからんです・・・)
遂に登場、LGS S9。購入先バイク屋さんの駐輪場です。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
で、LGS S9号の特徴はイカ以下の通り。
- ルイガノなこと(笑)
- 油圧ディスクブレーキ
- フロントのダブルギア(2速)
- フロントサスペンション
なんといっても、油圧ディスクブレーキでしょう。
ミニベロでそんなに強大なストッピングパワーが必要なのか、さっぱり分かりませんが、無いよりは有った方が楽しいに決まっています(笑)
また、フロントが2段変速(チェーンリング)になっているのも、大きなポイントです。
ミニベロだと、シングルが多いのですが、ネット上には多数の「ダブル化」記事がありますから、最初からダブルになっているのは嬉しいところです。
超拙速インプレ
なんせ、単身赴任中の自宅用なので、週末限定、まだ4~5回しか乗っていません。
が、毎週のように改造を繰り返しているので、原形をとどめているうちに、拙速ながら感想を取りまとめておきます。
【◎】油圧ディスクブレーキは最高
実に素晴らしい制動力です。
明らかにオーバースペックな制動力ですが、初めてVブレーキを握ったときのような極端な効きではなく、細やかに制動力をコントロールできます。しかも、指一本で。
この感触は、完全に自動二輪のディスクブレーキそのものです。
制動力、フィーリングともに最高です。見るからに重いですが・・・(笑)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
自転車生活にのめり込む前は、自動二輪おじさん(お兄さん?)だったので、とても懐かしく、楽しくブレーキかけまくりです。
【〇】フロントダブルギア(2速)
小径車に関する情報を集めると、フロントをダブルギアにするかどうかは、一つの大きな選択肢のようです。
のんびりポタだけであれば、フロントシングルでもいいのですが、急こう配を登り、平地でのスピードを求めるのであれば、どうしてもダブルギアの方が有利です。
LGS S9は、フロント46/36T、リア11-30T(8速)。
LOOK595号(50/34、12-30T)と、同じケイデンス90rpmで比較してみると、以下のようになります。
LOOK595号とのギア比較。
インナーだと相当にギアは軽く、かなりの急こう配でも(のんびりですが)登ることができます。
また、ロードには遠く及びませんが、アウタートップならそれなりに重いギアを踏むことができ、やはり、ダブルにしておいて正解でした。
【△】フロントサスは飾りかな?
見た目には分かりにくいですが、フロントにサスが内蔵されています。
とてもスマートでいい感じですが、正直言って、ほとんど恩恵を感じませぬ・・・。
この黒いカバーの内部にモノサスが入っています。ほとんど動きませんけど(笑)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
ストロークが3cmと超短いせいか、かなりカチカチに硬く、よほどの段差に突っ込んだ時にしか動作していないようで、もともと、そんな段差には突っ込まない(笑)ので、ほとんど役に立っていない感じ。
まぁ、あっても邪魔ではないですが、いっそ外して軽くしたいなぁ・・・。
【×】重いっす・・・(笑)
重いですねぇ・・・。
スタンドなどを付けて、約12kgです。
一応、アルミ(6061)ですが、12kgもあるんです・・・。
SONY NEX-5T + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
現在のLOOK595号が約6kgですから、ピッタリ2倍もあり、室内保管時の運搬が絶望的にしんどいです。
車体は小さいですが、ホイールベースはそこそこ長い(1030mm)ですから、玄関~3F保管場所までの移動がも~のすごく大変で、目下、最大の課題です。
【×】走りもそんなに軽いくない
普段、かなり軽いLOOK595号で慣れているせいか、あんまり軽さを感じません。
小径車なので漕ぎだしこそ軽いのですが、巡行に入ると重さを感じ、すぐに速度が下がってしまいます。
こんなところが多いので、あんまり気にはしてませんが・・・(^^;
SONY NEX-5T + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
これは、小径車全般の特徴なのかもしれませんが、タイヤやチューブ、ホイールやフレーム(←だめだよ)を交換するなど、徐々に改良していきましょう(^^)
【悪】ラピッドファイヤが・・・慣れない
前後ともシフターはシマノのラピッドファイヤです。
ブレーキとシフトレバーが別々にある一般的なものですが、LGS SIX号ではこれらが一体となったデュアルコントロールレバーでしたので、どうにもラピッドファイヤ方式に慣れません。
ラピッドファイヤ式のシフトレーバー。レバーが多すぎて慣れないです・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
ここはひとつ、デュアルコントロールレバーにするか、いっそ電動にするか(笑)など、何らかの対策を検討しましょう。
とりあえずのまとめ
まだ1カ月程度しか走っていませんが、今のところ、楽しくご近所買い物&鎌倉散歩程度に活躍しています。
ロードに比べると、駐輪や段差走行なども気にすることなく、また、スタート&ストップの軽さもあり、とても気軽に乗ることができて満足です。
また、上にも書いた通り、数多くの改善ポイントがありそうなので、いじる楽しみもありそうです。
とりあえず、この1ヵ月では、やった順に
- ハンドルバー交換(カーボン化)
- ステム交換
- ペダル交換(1回目)
- サイコン搭載
- ホイール塗装(1回目)
- ペダル交換(2回目)
- センタースタンド装着
- タイヤ・チューブ交換
- ホイール塗装(2回目)
- キャリア・カゴ装着
などを実施し、毎週末、軽くなったり、重くなったりしています(笑)
ハンドルバー&ステム交換中。まだ、一度も外を走っていないのですが・・・(笑)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
やりたいことは山のようにあり、当初の希望通り、10年くらいいじり続けられそうです(^^)
いっそ、ホイールを700cにして、フレームをLOOK695SRに交換するという超荒業もあり得ますが(いくらなんでも無理か)、末永くいじって楽しみましょう(^^)
つづく
先週末の様子。だいぶ変わってきています。前後でホイール違うし。
SONY NEX-5T + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
ツールの平坦ステージでは遂にディスクブレーキ車でゴールスプリントが見られましたね♪
山岳になったら1台もないので、まだ実用上はキャリパー有利なのかな?
サスペンション、個人的にはリヤサス付きのこんなやつ↓が欲しいです♪
http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/pinarello2017/dogma_k8s.php