故障して、騙されて、そして、Shure SE535 Special Editionへ

憧れのShure! しかも、ホンモノ!

憧れのShure! しかも、ホンモノ!

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

ここ1か月ほど、すったもんだして、イヤフォンが大幅グレードアップしました。

世の中、いろいろあるもんですなぁ・・・。



最愛のF3100が不調に・・・(><)

以前紹介した、BA(Balanced Armature)タイプの超小型イヤフォン、Finalの『F3100』。

1ユニットのBAらしく、低音は控えめですが、澄んだ、のびのびとした高音が魅力で、女性ボーカルを聞くには最適なイヤフォンの一つです。

出張荷物軽量化作戦 ー 超軽量イヤフォン Final 「F3100」

単身赴任2年目に突入し、出張荷物の軽量化に取り組んできました。

1年間で軽く100回以上も出張している(今週は4回だ・・・)のですから、少しでも移動の荷物は軽くしたいところです。

今回は、イヤフォンの軽量化、というみみっちい(?)軽量化ネタです。

超軽量(10g)で荷物軽減にも貢献していたのですが、だんだんと右ユニットの音量が減ってきて、ついにはほぼゼロになってしまい、修理に出すことに(保証2年)。

断線ではないようですが、修理には1ヵ月程度かかるとのこと。

イヤフォンなしで、週10回以上も新幹線に乗るなんて不可能。

ど、どうしたら・・・?

憧れのShure SE425(の偽物)をゲット!!

「修理1ヵ月」という地獄の宣告をされたビックカメラで、フラフラとイヤフォンコーナーに足を運んでしまいました。

Shureのイヤフォンコーナーで、Shure SE425を聞いてみると、実に自分好みの音であることを発見!!

ベストセラーのSE215(ダイナミック型)だと自分には低音が強すぎ、SE315(BA×1ユニット)だとフラットすぎ、SE425(BA×2ユニット)だと低音が豊かになってちょうどいい感じ。

しかし、29,000円という狂った価格なので(?)諦めたのですが、家に帰ってAmazonでSE425を調べると、中古(新品同様)ながら、約50%OFFの15,000円という掘り出し物を発見!!

憧れのShure、しかも、BA×2ユニットという上位グレードですから、迷わず(確認せず・・・)購入。

中古ですが新品同様ですし、付属品もほぼ全部揃ってます(^^)

中古ですが新品同様ですし、付属品もほぼ全部揃ってます(^^)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

さぞかし素晴らしい音であろうと期待しつつ、いつものWalkmanでNorah Jonesを聞いてみると・・・、

なんじゃ、このヘボイ音?

iPhoneに付いてくるイヤフォン以下、もう、500円くらいかもしれない。

いくらなんでも酷いので、ネットで調べてみると、どうもShureのイヤフォンは偽物が広く出回っているとのこと。

なんか嫌な予感がして自分の個体を調べてみると、

  • シリアルナンバーがない(本物はボディに刻印)
  • イヤーチップ着脱がユルユル(本物は異常なほどキツイ)
  • 音質が超がっかりレベル

ということで、立派な(?)偽物であることが判明。

ホンモノは管の部分にシリアルナンバーがあるのですが・・・。

ホンモノは管の部分にシリアルナンバーがあるのですが・・・。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

開封1時間で、即刻、Amazonに返品。

  • 返品理由:「注文した商品と違う商品が届いた」
  • コメント:「偽物じゃん! ナメんなよ!」

で着払い返送したところ、直ちに返金されましたが、ここ数日の異様に盛り上がっていた、高音質イヤフォンへの熱い思いはどうしてくれるんだ・・・?

今度こそ本物を!

中古品だとまた偽物をつかまされる可能性があるので、やっぱり安心の、正規品を購入することに。

あちこち探し回っているうちに、つい、愚かにも上位機種のSE535 LTDを聞いてしまいました。

SE425はBA×2(低音+中高音)ですが、SE535はBA×3(低音×2+中高音)ということで、BA型の欠点である低音側を補強しています。

SE535は新パッケージになって1万円くらい値上がりしたので、旧パッケージを探せば比較的お安く入手できます。

逆に、今を逃すとさらに高根の花になってしまうので、「いつ買うの、今でしょ!」との脳内林修の一押しにより購入。

やっちまったなぁ・・・

さすがホンモノ! ちゃんとした箱に入っている!(未開封だし)

さすがホンモノ! ちゃんとした箱に入っている!(未開封だし)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

Shiro史上最高! Shure SE535 LTD

購入したのは、フィギュアの羽生結弦選手が愛用していることで有名(?)な、Shure 『SE535 LTD(Special Edition)』。

ノーマルSE535のチューニングを改良し、高音側の伸びと量感を増したとされています。

また、シャア専用的なレッドカラーになっています。

量産機の3倍の高音質が期待できるカラーです。

量産機の3倍の高音質が期待できるカラーです。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

膨大な量の付属品。耳は2個しかないが、イヤーチップは18個もある。

膨大な量の付属品。耳は2個しかないが、イヤーチップは18個もある。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

MMCXコネクタで着脱できるので、断線しても安心(ケーブル高いけど)

MMCXコネクタで着脱できるので、断線しても安心(ケーブル高いけど)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

SE425(の偽物)は聞いた瞬間に即死するほどのガッカリ音でしたが、SE535 LTDで同じNorah Jonesを聞くと、成仏してしまうほどいい音(どういう例え?)。

LTDのチューニング方針通り、高音域の伸びが素晴らしく、女性ボーカルを聞くと目の前で歌ってもらっているかのような、本当にいい声が聞けます。

お気に入りのNorah Jones。ケーブルは純正があまりに固いので、サードパーティ製を新調。

お気に入りのNorah Jones。ケーブルは純正があまりに固いので、サードパーティ製を新調。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

F3100で物足りなさを感じていた低音域もBA×2ユニットで十分鳴らしてくれるため、音楽に包まれている感が高いです。

また、東北新幹線はかなり騒音がうるさいのですが(だからノイキャンヘッドフォンを使っていた)、Shureは超高遮音性なので、ノイズキャンセル機能は無いのに騒音はほぼ完全に遮断され、音楽を小さな音でも静かに聞くことができます。

ノイズキャンセルと違って、あらゆる音を遮断してしまうため、車内アナウンスやアラームなども全く聞こえなくなってしまうのが難点ですが・・・。

イヤーチップは、指で潰して耳に装着すると、時間をかけて膨らむタイプ。驚くほど遮音性が高いです。

イヤーチップは、指で潰して耳に装着すると、時間をかけて膨らむタイプ。驚くほど遮音性が高いです。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

まだ聞き始めたばかりですが、今のところ、ケーブルの取り回しが異常に悪いこと(早くも別ケーブルに交換)以外、目立った不満は無し。

1ヵ月もするとまた感想も変わってくるかもしれませんので、また来月~。

F3100のゆくえも気になりますし・・・。

つづく(^^)

さすがホンモノ。シリアルナンバー入りです(^^)

さすがホンモノ。シリアルナンバー入りです(^^)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

同梱されていた、音量調整用中継プラグ。誰がこんなの使うの!?(笑)

同梱されていた、音量調整用中継プラグ。誰がこんなの使うの!?(笑)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
 
記事下用336×280
記事下用336×280
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

パーツ紹介記事(一覧比較)

おかいもの情報



新パッケージでど~んと値上がり(><)


現在入院中。早く帰ってきて~

コメント

  1. 名前:sramred 投稿日:2019/03/05(火) 17:09:00 ID:f641b2b8a 返信

    ↓コチラなど、いかがでしょうか?

    http://s.kakaku.com/prdnews/cd=kaden/ctcd=2046/id=82734/

    ぶっとびwww

    • 名前:Shiro 投稿日:2019/03/06(水) 20:12:23 ID:5b271fc7f 返信

      イヤフォンが20万円ですからねぇ・・・。

      同じような時期に登場した、こいつもすごいですよ。
      https://e-earphone.blog/?p=1289930

      希望小売価格95万円(税別)のWalkmanです。

      重さ2.5kgも笑えますが、こんなに巨大なのにメディアがmicroSDというのがさらに笑えます。

      もう、だれか、社内で止められなかったのか?(笑)

      でも、こういうやけくそマシンを出してくるSONYが好きだったりします。

  2. 名前:_toshi 投稿日:2019/02/27(水) 14:28:48 ID:bcd146470 返信

    Shiroさん:

    お金持ち!

    何でもそうですが、良い物を知ってしまうと、もう戻れないんですよねぇ・・・・・

    • 名前:Shiro 投稿日:2019/02/27(水) 21:33:42 ID:c80cd88b5 返信

      いやいや、お金持ちだった、と過去形になりました(笑)

      年末に、Surface PRO4の24回ローンがようやく終わったので安心していたら、またこいつのおかげで10回ローンです。

      新フレームとか、新ペダモニサイコンとか、必須なオカイモノがあるのに、このイヤフォンを聞いたらみんな消し飛んでしまいました(^^;

  3. 名前:yoshimotoya120 投稿日:2019/02/27(水) 09:47:12 ID:fec6c626b 返信

    SE535ってすんごい高級モデルじゃないですか ! @o@ !
    この筐体にツイーターとデュアルウーハーって理解を超えてます(^_^;ゞ

    • 名前:Shiro 投稿日:2019/02/27(水) 21:31:31 ID:c80cd88b5 返信

      ShureのSEシリーズには、846という、4ユニットモデル(低×2、中、高)というトンデモモデルがありますので、一応、セカンドグレードです。

      にしても、よくこの小さなボディに3つもユニット入りますよね。
      さらに3つのユニットに分配するネットワーク回路も入っていますから・・・。

      逆に言えば、マルチユニット化は複雑化してしまうので、かえって、1ユニットの方が素直な音響、という意見もあり、なかなか難しいですね~

      • 名前:yoshimotoya120 投稿日:2019/03/05(火) 21:57:16 ID:71c24acaf 返信

        4ユニットですとぉー!? ダメもう理解できない(^_^;ゞ

        1ユニット支持派の方はSPでいえばフルレンジ1発派といえるでしょうね。
        これはもう好みの世界、と片付けるのがよさそうです…

        • 名前:Shiro 投稿日:2019/03/06(水) 20:14:50 ID:5b271fc7f 返信

          BAの1発モデル(自分が使っている、FINALのF3100など)は、さすがに低音領域が弱すぎてつらいところもありますが、ダイナミックなら、フルレンジでも十分いけますよね。

          我が家は、一応、5.1chサラウンドを鳴らせる環境にあるのですが、それでも、たまにフルレンジのステレオ(2ch)で聞いてみると、意外と澄んだ音がして感心することがあります。

          何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しかも、です(^^

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


Warning: file_get_contents(index.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/garneau/www/wp/wp-includes/plugin.php on line 423