季節労働レンズ - SIGMA MACRO 50mm F2.8

我が家には,春から夏だけ活躍するレンズがあります。
それはマクロレンズ,
SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG。
「花を撮ってみたい!」という至極まっとうなマクロレンズ購入動機だったため,花の少ない夏後半~秋~冬にかけては,まったく使っていませんでした・・・。
写真やカメラの入門書によると,最初は標準レンズ,次は望遠系,そして3本目に用意するのはマクロレンズだそうです。別にそれに従ったわけではないのですが,やっぱりこの順番に欲しくなって,去年,激安中古で購入しました。
焦点距離は50mmですから,D70では約75mm相当の画角。絞りは可もなく不可もなくF2.8。最大撮影倍率は当然1:1です。

そして,このレンズの特徴は,なんと言ってもそのコンパクトさ。フィルター径は55mm,重量はわずか320gしかありません。
50mm系列のマクロはどれもコンパクトですが,このレンズのコンパクトさはダントツな気がします。お出かけの時にも,ちょいと鞄の隅に入れていくことができます(最近では,その場所は35mm F2Dが占めていますが・・・)。
こんだけコンパクトだからしょうがないのですが,AFは超音波ではなくカメラ内モーター駆動。おまけにマクロレンズなのでピントリングの回転角がやたらと大きく,最短から無限遠まで,200度くらい回します。また,中古のせいもあり,「バルサム枯れ」を起こしているようで,ピントリングを回すとキーコキーコと音がします(涙)。

一度,合焦に失敗すると,最短から無限遠までキーコキーコと行ったり来たりするので,その範囲を限定するための,「フォーカスリミッタースイッチ」が付いています。

また,こちらは若干の利点ですが,最近のNikonのレンズで大流行のGタイプ(絞りリング無し)ではなく,Dタイプ(絞りリングあり,距離エンコーダー内蔵)なので,ちゃんと絞りリングがあり,古いマニュアルカメラとかでも使うことができます。

このようにとてもコンパクトなMACRO 50mmですが,大きな欠点もあります。マクロレンズなので接写するに従って,ぐんぐん鏡筒は伸びていき,最短撮影時には常時の2倍くらいにまで伸びます。おかげで,最短撮影時には被写体との距離(ワーキングディスタンス)は数cmしかなく,ほぼレンズにぶつかりそうな距離になってしまいます。

小物とかを撮る時には特に問題になりませんが,屋外の花とかになると,レンズのせいで花が日陰になってしまったりしまいます。こればっかりは,90mmや110mmのマクロレンズにはかないませぬ・・・。
というわけで,50mmという短焦点ならではの利点も欠点もあるMACRO 50mmですが,肝心の描写性能は大満足です。コントラストは高く,とてもシャープです。普通にスナップ等でも使うことができ,AF性能はとても心許ないですが,「妙に高級な標準レンズ」として使うこともできます。
さぁ,これから梅雨に向けて,色んな花を撮るチャンスが広まります。冬の間の数ヶ月は,まったく装着すらしていませんでしたが,いよいよ出番です。
■以下,SIGMA MACRO 50mm F2.8を使ってみた作例(?)です






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