トルクレンチのウッカリ誤用対策完了! これで大丈夫・・・か?
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過去,何度もいろんな方からご指摘を受けながら,なかなか直らない,悪いクセがあります。
それは,「トルクレンチの使い方」。
ボルトを緩める向きに使ったり,設定トルクを上回ってもグイグイ回してしまったりすると,トルクの設定値が狂ってしまうらしいのですが,ついついやってしまうんですよねぇ。
冬場は乗っている時間よりも,メンテナンスをしている時間の方が長くなりそうなので,ここらでひとつ,小さなカイゼンでもしておきましょう(^^)
【カイゼン1】トルクレンチに注意書きをしてみました
非常~に安直な対策ですが,トルクレンチの柄の部分に「逆向きに使っちゃダメよ♪」という旨のシール(テプラ)を貼ってみました。
こんな風に貼ってみました。これでウッカリ対策万全だ(?)
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一般的に,作業・労働におけるヒューマンエラーを防止する対策としては,
- 当該作業をやらない
- 物理的に装置・機械・工具を変更する
- 作業者に気が付かせる工夫をする
- 作業者を根性で鍛える
といったようなものがあり,より上の方が(ミスをしないという観点では)効果が高いとされています。
とはいっても,メンテナンスをやめるわけにはいかないし,別の機構を備えたトルクレンチというのも無さそうなので,1や2は実現が難しそう。
4については,作業者(=おいら)の根性,根気,注意力がまったく不足しているので,いくら鍛えてもだめそうな感じがします(笑)
というわけで,作業者(=おいら)に「あ,逆向きに使っちゃいけないんだっけ」と気が付かせるために,シール標示をしてみた次第です。
我が家には,ちゃんと6本セットの六角レンチ(アーレンキー)がありますので,ボルトを緩めるためにトルクレンチを使おうとした時にシールを見て「あ,いけね」と気が付けば,六角レンチの方を使って作業を進めることが期待できます。
そう,ちゃんとこうやって,アーレンキーで作業すればいいのです(^^)
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これで,よほどのおバカさんじゃないかぎり,うっかりミスは減ることでしょう(^^)
いや,レンチを裏返して使ったときに,シールが見えなくて同じことを・・・(相当バカだよ)
【カイゼン2】ペダルレンチを買ってみました
LOOKペダルは,シマノのように15mmのスパナではなく,8mmの六角レンチで着脱するようになっています(初装着の様子はこちら~)。
我が家には,せっかく,Lifuのペダルレンチ(15mmスパナ)が用意してあるのに,使えないのです。
そう,この人の出番がなくなってしまいました。
最近では,子供の「ベイブレード」用として余生を送っています・・・。
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しかも,たいていはペダルがえらく固く取り付けられているため,ついついグリップが大きくて力を入れやすいトルクレンチに目が行ってしまいます。
緩める向きに使ってしまう&設定トルク以上に締め付ける,というトルクレンチに対してまったく優しくない扱いをしていました(で,_toshiさんとかに怒られる。笑)
そこで,昨年末にカステリのビブタイツをProBikeKitで買ったときに,どさくさ(?)で,ペダル着脱専用のレンチを買ってみました。
ブツはPark Toolの「CCW-5」という,8mmの六角と14mmのボックスがセットになったレンチです。
別にPark Toolにこだわりがあるわけではなく,「たまたまWiggleにあったから」という安直な理由で選ばれ,DURAクランクと一緒に英国から飛行機で旅してきて,我が家の自転車工具箱の住民になりました。
片側は8mmの六角レンチ
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反対側は14mmのボックス
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ええかんじで使えています(^^)
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実際に使ってみると,レンチが薄っぺらいので多少心もとないのですが,一体ものなのでガタもありませんし,スムーズにペダル着脱を行うことができました。
ちょっとコスパが悪いけど,やっぱり,専用工具があると楽チンであります(^^)
それにしても,ロードを始めて5年目になりますが,自転車以外に役に立たなさそうな,アヤシイ工具類が徐々に増えていくのが気になります・・・(笑)
へんな工具ばっかり増えているような・・・。
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まとめ
普通の家庭生活で,注意喚起用にテプラを使っている人ってどれくらいいるのでしょうか?
Shiro家では,新婚当初はいろんな不慣れな家電製品があり,「内蓋をつけてからボタンを押すこと!」(炊飯器)とか「洗剤入れ忘れ注意♪」(食器洗い機)などが随所に見られました。
今ではさすがに慣れてきたので,そのようなシールを見かけることも,作ることもなくなりました。
しかし,ここにきて,急に自転車趣味なんかを始めてしまったので,不慣れな作業でよくミスを犯しています。
今後も,0円ゲット(後述↓)のテプラマシンをしぶとく活用し続け,ミス防止に継続的に取り組んでいく所存であります。
おしまい(^^)
【おまけ:我が家のテプラマシン】
いまから10年ほど前,どこかのエレクトロニクスショーに(仕事で)出かけたときに,なぜかビンゴをやって,手に入れました(笑)
全体としては,ケータイをイメージして作られたみたいですが,今見てみると,画面の小ささがものすごいです。5文字くらいしか出ないし,もちろん,全体像はまったく分からないので,「印刷してみて初めて分かる」という素晴らしい機械です。
電源が単3乾電池6本(!)というのもすごいなぁ。大飯喰らいです(^^)
いまどき,こんな古いテプラマシンを使っている人はいるだろうか? 画面に5文字くらいしかでないんですが・・・。
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>takaGTさん
こんばんは~
お,takaGTさんもトルクレンチ購入ですね!
っていうか,カーボンフレーム買ったら,
トルクレンチがないと怖くて作業ができないですよね。
LOOK号では,ISPの部分(5Nm)と,
ネオモルフェハンドル(5Nm)が気を使います。
ま,それ以外のところは,
もともと高いトルクを要求しているので,
割と適当でも大丈夫そうですが,
5Nmの部分は,ちょっとミスればパキ!となりそうで本当に怖いです。
トルクレンチ本来の性能を維持できるように,
ぜひ,使い方にはお気をつけて~(^^)