
今回の主役。あやうく売り飛ばされそうになった(?)ペダリングモニターさんです。
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
久しぶりに、超ばかばかしいポカの紹介です。
事故やケガにつながる心配はありませんが、あやうく、FC-R9200-P(パワーメータ付きDURA ACEクランク、約20万円)を購入する経済的リスクを冒してしまうところでした。
ふぅ、あぶないところだった・・・。
パワーメーターの接続が不安定・・・(T_T)
今年の5月から、ずっとパワーメーター(ペダモニ)の調子が良くありません。
富士山一周110kmライドでの様子
5月の富士山一周ライドでは、朝からサイコン・腕時計と接続が全くできず、パワーとケイデンスの両方が分からないまま110kmを走るという苦行になってしまいました。
GWの後半(今年はどこが前半なのかよく分からなかったですが・・・)、15年ぶりに富士山一周を果たしてきました。
初挑戦(ルイガノRHC号、2007年)、2回目(LOOK号、2010年)、3回目の今回(ROUBAIX号、2025年)は次男坊と一緒。
どうも、自転車が新しくなると、富士山を一周したく傾向があるみたいです(^^)
家に帰ってから左右ペダモニの電池を交換してみると素直に動き出したため、単なる電池切れと納得していました。

電池交換完了! ここで重大なミスを仕込んでしまってるのですが・・・。
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
富士スバルライン試走での様子
5月中旬の富士スバルライン試走でも、再度、接続不良に見舞われてしまいます。
この時は、スタートから10km付近までは繋がっていたのに、それ以降は完全につながらなくなりました。
2週続きの富士山ネタです。
前回は15年ぶりの富士山一周でしたが、今週は2年ぶりの富士スバルライン試走です。
毎年、2回しか走らないスバルライン(富士ヒル本番・試走)ですので、その都度、「な、長い・・・」と思うのですが、今回は正真正銘、今までで一番長いスバルラインでした。
いや~、本当に長かったなぁ・・・。
サイコン側(新たに使い始めたBryton)の可能性も疑いましたが、同じタイミングで腕時計(GARMIN Forerunner 265)も切断されるため、やはり、ペダモニ側の問題と判定。
この時は途中で降りて、バッテリーカバーを開けて電池を抜き差しすると復活しました。
正確には、バッテリーケース内の端子を少し折り曲げ、電池との接触圧を高めることを試してみたら復活したので、「電池とケースとの接触不良だろう」と推定していました。
富士ヒル本番での様子
6月1日の富士ヒル本番。
念のため、前日に新品の電池に交換します(ここで気が付いてほしかった・・・)
ところが、パレードランを終えて計測ラインを超えてすぐ、またもペダモニが繋がっていないことに気が付きます。

富士ヒル本番スタート直後の様子。パワー表示が出ない時計を気にしています・・・
Insta360 X2
走りながらセンサーの再接続操作をやってみるとすぐに繋がりましたが、その後も、サイコン・時計ともにちょいちょい切断されながらの25km。
これさえなければ、余裕でブロンズだったのではないかと囁かれています(ウソ)
半月たってまた再発! ついに原因判明!
富士ヒルでの燃えつきから半月たって、6月末に久しぶりにご近所海辺を走ってみると、やはり、途中からペダモニの接続が失われます(サイコン&時計両方)。

鎌倉一周の様子(グレー:速度、紫:パワー)。25km以降はパワーゼロで走っています。
「いよいよ、ペダモニは寿命かも。かくなる上は、FC-R9200-Pを買うか・・・」と考え始めましたが、パワーメーター付きのDURA-ACEクランクで20万円近いお値段というバカぶりなので、少し現実に戻って、ペダモニの様子を再確認してみます。
左右のクランクとも、電池を抜き差しするとすぐに接続が再開されるのは今までと同じです。
しかし、妙に電池とケースの間に余裕があることに気が付きました。
特に右側クランクは、基板上にパチンと電池をはめてから、全体を覆うおにぎり型のケースをねじ止めするので、電池をはめた段階で少し違和感がありました。

横から見ると、心なしか、バッテリーとケースの間に隙間が・・・?
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
で、電池の型式を見てみると・・・。
おぉ、神よ!
ペダモニの電池はCR2032ですが、なんと、CR2025が入っていたのです!!

これが正しい状態。CR 2032バッテリーです!
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8

これが間違った状態(再掲) CR2025デス・・・
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
どちらも直径は同じ20mmですので電池ケースにはピッタリ入ります。
しかし厚みは、CR2032が3.2mmでCR2025は2.5mmですので縦方向の距離が足らず、マイナス側の電極が接触したりしなかったり、ということになったようです。

左が正しいCR2032、右が誤ったCR2025。こんなに厚みが違うのですよね・・・。
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
思い返せば、富士山一周110kmの時に電池切れに気が付いたのは良かったのですが、交換する際に(CR2032じゃなくて)CR2025を入れてしまったのが大ポカでした。
富士ヒル前夜にも、もう1回、新品のCR2025に交換しているのだから二重にアホですよねぇ・・・。
ただしい電池(CR2023)に交換したら、もうまったく問題なく、サイコンにも時計にもがっちり接続され、かつずっと繋がったままになりました。

当たり前ですが、直径は全く同じです(^^)
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
いやはや、なんともアホなポカですが、危うくDURA-ACEクランクで20万円を失うところを、CR2025×4個で200円ほどの損失で済んだのが幸い(?)でした。
最後に一句、
気を付けよう 直径良くても 厚みが違う
みなさんも、CR20系の電池交換には気を付けましょう~(^^)

Shiroさん:
気が付いて良かったですねぇ、費用が1000倍ですもんね。
思い込みはダメですね、何でもそうですが、ちゃんと確認しないとなぁ・・・・・