魔法のチェーンオイル「KryTech」の謎

魔法の(?)チェーンオイル「KryTech」。後ろは今まで使っていた「CrossCountry」。

魔法の(?)チェーンオイル「KryTech」。後ろは今まで使っていた「CrossCountry」。
Nikon D70 + 17-50mm, f5.0

チェーンオイルを替えてみました。

新しいオイルはFinish Lineの「KryTECH」(楽天で最安値検索)。メーカーの説明によると,チェーン表面にワックス膜を形成し,汚れと共に脱皮(!)することで,いつもチェーンがキレイでいられるとのこと。本当かなぁ・・・?

気に入った点

  • ワックス系オイルなので汚れにくい

イマイチな点

  • 塗布前にクリーニングが必要
  • 寿命が短め
  • 後に登場する,イノテック105の方があらゆる面で優れている

本当でした!(笑)

今までは,同じFinish Line社のCrossCountryというウェットタイプを使用していました。このオイルは高い粘性(要するにベトベト)で長持ちはするのですが,ゴミも引き付けまくり,いつでもチェーンは真っ黒状態。

これが以前の状態。クリーニングしても,50kmも走るとこの状態・・・。

これが以前の状態。クリーニングしても,50kmも走るとこの状態・・・。
Nikon D70 + 17-50mm, f5.0

ところが,今度のKryTechはそんな心配は全くありません。使用後,約30km走った後の写真がこれ。

KryTechを塗って30km走った後の状態。キレイ~

KryTechを塗って30km走った後の状態。キレイ~
Nikon D70 + 17-50mm, f5.0

持続力は弱く,毎週末には塗ってあげた方がいい感じですが,これはすばらしいです。全く汚れません。効果を疑ってごめんなさい>Finish Line社さま。

使用に当たっては若干注意が必要です。

  • 使用前に,チェーン・スプロケット等を完全にクリーニングすること。前の油が残っていると話になりません。
  • 使用後,すぐには使えません。チェーンにたらす時は,水のようにさらさらな状態です。これが,空気に触れると徐々にワックス化していくようです。暖かい日は数分ですが,極端に寒いと1日くらいかかるそうです。

ちょっとした注意は必要ではありますが,毎週のようにチェーン掃除をしていた頃に比べたらなんともありません。

いやはや,チェーンオイル一つとっても,自転車生活も奥が深いなぁ・・・。


【2008.1.26追記】

同じFINISH LINEの「ROADセラミックルーブ」というオイルを試してみたところ,KryTECHよりも数段潤滑性が高いことが判明しました! が,KryTECH最大の特徴である「汚れなさ」でどの程度の差があるのかについては,まだお試し中です。もうしばらくしたら,「ROAD」の「汚れなさ」もレポートしてみます。(^^)

【2008.6.11追記】

追記し忘れていましたが,「汚れなさ」についても「ROADセラミックルーブ」は優秀でした。FINISH LINEのオイルの使い勝手のまとめについては,本ブログ内の紹介記事へこちらの記事,または,本ブログ内の紹介記事へこちらの一覧をご参照ください♪

【2014.9.7追記】

汚れにくさ・持続性ともに,新たに使い始めたイノテック105には遠く及ばないことがわかりました。汚れにくさはまだしも,持続性の短さが厳しいです。100kmで切れてくるとなると,夏のロングライドなんかでは使えません。105なら500km近くノーメンテで走れるので軍配は105に上がります。

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こちらがKryTECH


今まで使っていたCrossCountry

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