フロントのブレーキシューを交換しました。
もともとストッピングパワーが不足しているからです。また,最近,音鳴りが激しくなってきたからです。そして,XTRブレーキシューのかっこよさに見とれてしまったからです。
もちろん,一番の理由は3番目です(^^)
先日のチェーンに引き続き,一点超豪華主義その2(すでに一点じゃないけど),XTRブレーキシューを装着してみました。
SHIMANOのMTB用パーツは,細かくグレードが設定されています。グレードの高い方から順番に,
- XTR
- DEORE XT
- SAINT
- HONE
- DEORE LX
- DEORE
- ALIVIO
- ACCERA
- ALTUS
と,インドのカースト制のごとく,厳密な階級社会が構築されています。
おいらのLGS SIXは超廉価MTBなので,ほとんどのパーツはACCERAかALTUSで構成されています(涙)
もちろん,機能や耐久性の面でも劣るのでしょうが,それ以上に,デザイン的に大幅に劣っている気がします。
ACCERAやALTUSのブレーキなどは,「適当にタイヤにこすってれば良し」といった感じで,下手すると単なる消しゴムにも見えます。
ところが,XTRクラスになると,写真のように異常にかっこよく(写真家の腕は別問題ですが…),たかがブレーキなのに「所有することの満足感」を感じたりしてしまいます(←やばい,異常かも)
で,とにかくブレーキシューをXTRグレードに変更することにしました。まぁ,「最上位機種」と言っても,所詮は消耗品なのでお値段も2000もしません。逆に最上位の2000円以下,よくもまぁ,こんなに細かくグレード分けできるなぁ,と感心します。
ブレーキシューの交換自体はとても簡単。良く,入門書とかに,「部品の並び順を間違えると大変! ちゃんと覚えておこう!」とか書かれていますが,覚えておくほどでは無いような気がします。
ブレーキは前後左右で4コもあり,1コずつ作業していけば,覚えてなくても他のブレーキを見て同じように作ればいいと思われます。
ただ,ちょいとしたコツは必要なようです。
まず,XTRなどの上位グレード(えへん)は,左右の別があるみたいなので間違えてはイケません。
それから,これは,以前紹介した入門書に載っていた小技ですが,音鳴り防止用に「トーイン」を付ける際には,調整が微妙なので,進行方向に向かって後ろ側の部分にタイラップなどを挟んで1mmくらいの隙間を作ると簡単にできます。
交換はフロントだけでしたので,作業は15分ほどで終了。
早速,近所を走ってみましたが,なんともすばらしい効き具合。明らかにストッピングパワーが激増しました。そして,これは誰~も気が付かないとは思いますが,すばらしい輝き具合。オーナーであるおいらにとっては,実はこれが一番嬉しかったりするのでした(←やっぱり異常かも)