富士ヒルクライム参戦記(その3:レース本番編)

しかし,この山の中腹まで登るとは。すごい人達です・・・(^^)

しかし,この山の中腹まで登るとは。すごい人達です・・・(^^)

RICOH Caplio GX100

過去2回にわたり,「本ブログ内の紹介記事へ前日編」「本ブログ内の紹介記事へスタート直前編」と引っ張りに引っ張り,「こいつ,本当はレース出てないんじゃないのか?」と疑われてもおかしくない状態でしたが(笑),ようやく,レース本番編です。

お待たせしました~(^^)



今回の作戦

初めてヒルクライムレースに挑戦するにあたり,こんな作戦を立てていました。

【作戦1】とにかく高いケイデンス!
おいらは脚(っていうかカラダ全体)が細く,筋力は全くありません。なので,必然的に「回して上る」という走り方になります。しかも,今回は左脚がすごく痛むので,間違っても高いトルクをかけてはいけませんから,75rpm以上を死守して走ることにしました。

【作戦2】緩斜面を攻める!

本ブログ内の紹介記事へ先日の試走の時に5合目でお会いした本ブログ内の紹介記事へMOWさんともお話したのですが,緩斜面を積極的に活用してタイムの向上をねらいました。富士スバルラインは,5~7%くらいの比較的急な上り坂と,0~4%の緩斜面区間が交互に現れます。急斜面の区間は,もともと速度が低いですから,どんなに頑張ってもタイムの短縮の効果は高くありません。一方,緩斜面は頑張らなければ15km/hのところ,うんと頑張れば30km/hで走れますから,区間は短くてもタイム短縮の効果は大きいはずです。

そう,ちょうどこんな感じ! 緩斜面ではダンシングでスピードアップ!!

そう,ちょうどこんな感じ! 緩斜面ではダンシングでスピードアップ!!

RICOH Caplio GX100

具体的には,緩斜面が始まる直前にダンシングを始めて加速します。緩斜面になってから加速してもダメです。「高速で走れる区間を少しでも長くする」ために,斜度が緩くなる前に加速し始めます。緩斜面区間では比較的軽い負荷で,でも25km/h以上で走り抜けます。

そして,次の急斜面が来る頃には一気にギアを下げ,脚の疲労を除去してから次の坂に挑む,というパターンです。

この2つの作戦を,前回の試走からず~っと考えていたのですが,果たしてどういった結果になったのでしょうか・・・?

スタート~序盤

富士ヒルクライムでは,北麓公園のスタートからしばらくはパレード走行区間になっています。タイム計測の対象ではありませんから,一番軽いファイナルロー(34T×27T)でぐるぐる回し,脚と体を温めました。

スタート直後の様子。どこまでも続く車列。レースというより遠足に近い雰囲気(^^)

スタート直後の様子。どこまでも続く車列。レースというより遠足に近い雰囲気(^^)

RICOH Caplio GX100

それにしても,ものすごい大混雑です。パレードの終わりに交差点を左折して計測が始まるのですが,これだけの大人数でコーナリングできるのか,心配になってしまうほどです。

計測開始ポイントを過ぎると,いきなり8%の急斜面があり,それを越えると料金所。このあたりでの混雑ぶりはかなりすごく,本当は「左側走行」がルールなのですが,とてもじゃないですが守れません。というか,道幅いっぱいでも足りないくらいです。

さすがに,料金所付近はほぼ0%の平坦区間になります。よ~し,がんばるぞ~♪

さすがに,料金所付近はほぼ0%の平坦区間になります。よ~し,がんばるぞ~♪

RICOH Caplio GX100

料金所を過ぎると,5~6%くらいの良心的な(?)上り坂に入ってきます。

funride誌を初めとした各種自転車雑誌のヒルクライム特集では,「とにかく序盤は体力セーブ!」一辺倒です。そのせいかどうかは分からないのですが,1合目に至るまでは,ものすごい低速集団走行になっていました。おいらはコンパクト×27Tだからまだマシですが,あんな低速では,低ケイデンス・高トルクでかえって脚が疲労してしまわないか心配になるほどです。

道幅いっぱいにみんなでゆっくり走ります。緩斜面なのにもったいない~

道幅いっぱいにみんなでゆっくり走ります。緩斜面なのにもったいない~

RICOH Caplio GX100

「このままではいかん!」ということで,道路の右端に出て,目標である1時間30分から割り出された16km/hになるように調整しながら上ることにしました。が,なんせ混雑しているので,道路の一番右端まで行ってもまだ自由に走ることができません。

結局,序盤は前を見て,少しの隙間を見つけては小刻みに加速を繰り返す,という走りになってしまい,今思えば無駄な体力をずいぶん使ってしまっていたカモと反省です。

しかも,この区間で,探そうと思っていたTOMMYさんとすれ違ってしまっていたことが後日判明。直前の隙間だけを見て走っていたせいです・・・。

中盤(2合目~4合目)

2合目を過ぎたあたりから集団がばらけてきて,左側車線内にギリギリ収まるようになってきました。このころになると,心理的にもだいぶ落ち着いてきて,サイコンやラップタイム表をまじめに見ながら速度調整をすることができるようになってきました。

ようやく集団がばらけてきました。

ようやく集団がばらけてきました。

RICOH Caplio GX100

そして,急斜面・緩斜面が交互に現れる,スバルラインの特徴的なコースレイアウトになっていきます。ここで,例の作戦2が発動です!(^^)

緩斜面が視界に入ってくると,よっこらしょと立ち上がってダンシング。25km/h以上を目標にど~んと加速します。多くの人は緩斜面では一休憩していますから,その横をかなりの速度差で走ることになります。

正直言って,「俺こんなにとばして大丈夫か? バカじゃないのか?」という思いが強く,とっても心配でした・・・。が,試走の時もほとんど同じように走って好結果だったため,それが自信になって作戦を遂行し続けました。

お先に失礼します! ちょっと右車線はみ出てるけどごめん。

お先に失礼します! ちょっと右車線はみ出てるけどごめん。

RICOH Caplio GX100

でも,走っているときの心理状態を思い出すと今でも笑えます。

緩斜面が近づいてくるたび(しかもかなり回数が多い),「げぇ,また緩斜面かよ・・・」とゲンナリし,腰を上げてダンシングに入ります。癒しのはずの緩斜面が来るたびにゲンナリです(笑)

ただ,緩斜面区間の終わりに27Tや23Tまで下げるとかなり疲労が取れますし,それでもダメなときは,高速走行の惰性を活用してペダリングの脚を止めて休んだりもしていました。

緩斜面ではかなり頑張っていたのですが,逆に急斜面は手(脚?)を抜いていて,写真を何枚か撮ったり,ボトルドリンク(CCDの2倍液)を飲んだりしていました。

また,ルイガノ自転車を見つけては声をかけたりしていました(そのうちのお一人がcenさんです♪)。本人は爽やかに「頑張りましょう~p(^^)q」という感じでやっているつもりでしたが,実際には「が,が,がんば,げほっ,り,ま,げは~。ではでは~」という状態ですから,かえって迷惑だったかもしれませんね(笑)

気分はかなりハイになっていましたから,給水所の方や(止まりませんでしたが),太鼓の方などの大会関係者の方々にも,同じように「げほげほ挨拶」を爽やかにとばしながら,上っていきました。

太鼓のみなさん,ありがとうございました! 気分がとっても和みました(^^) 安心したら,この後,急坂でしたが・・・。

太鼓のみなさん,ありがとうございました! 気分がとっても和みました(^^) 安心したら,この後,急坂でしたが・・・。

RICOH Caplio GX100

4合目~

こんな風にして,「緩斜面で全力疾走し,急斜面で休み」ながら上ってきましたが,気が付いたらゴールまであと3kmmの地点まで来てしまいました。

サイコンやラップタイム表を見ながら上っていたのですが,あまりに軽快に,楽しく上っているうちに,もう富士ヒルクライムの終盤を迎えてしまっていたのです。正直言って,そんなに全力で頑張っていたわけではなく,「後で挽回するぞ~~!」と思っていたのに,気が付いたら残りが無くなってしまっていたのです・・・。

さらに,サイコン表示をラップタイムから合計タイムに変えてさらにビックリ。なんと,1時間25分と表示されており,目標である1時間30分まであと5分くらいしかありません!!!

あほ~! 写真撮っている場合じゃないぞ。脚残したまま終わりになっちゃうぞ!!

あほ~! 写真撮っている場合じゃないぞ。脚残したまま終わりになっちゃうぞ!!

RICOH Caplio GX100

こりゃもうダメか? 思ったのですが,それでも全速力で走れば間に合うかもしれません。

直ちにダンシングに切り替え,ギアをどんどん重くしていきます。スバルラインの最後の区間は斜度1%程度の,ほぼ平坦な区間ですから,トップ選手は40km/h以上で走り抜けるようです。

おいらも,どんどん加速していき,フロントもアウターに切り替えます。

この区間では,さすがに周囲の人たちもラストスパートに入ってきますので,ほとんど,ロードレースのような感じでデッドヒートです。おいらは,最高で36km/hまで加速しました。

トンネルをいくつか越え,いよいよ最後の急坂が迫ってきます。が! 夢中で加速しているうちに,フロントをインナーに切り替えるタイミングを逸してしまいました。最後の坂は100mくらいですがかなりの急坂。リアはとうとうローにまで来てしまったので,今更インナーに切り替えると脱落してしまうかもしれないので,もう,やけくそで(笑)アウターのままで登り切りました。

しかし,ここまで全力で力を出すという体験をほとんどしたことがない(自転車以外スポーツ音痴です・・・)のですが,生まれて初めて,「足が攣りそう」という状態になりました。

最後の坂をデカイトルクで上り続けているうち,両足のふくらはぎが,はがれていくような不思議な感じを初体験しました。体力(心肺)としては余力があるのですが,瞬発力,筋力に思い切り欠けるおいらの両脚はもはや限界。

,,,と,はるか前方から,「パパだ~!」「がんばれ~!」という声が聞こえてきます。先に5合目で待っていた家族(ツマ+チビ×2)がおいらを発見して大騒ぎしています。しかも,長男坊はデジ一眼(D90)でおいらをねらっています(笑)

ここでへたれてしまったら父親の威厳が廃れてしまう(もともと廃れているか?)ので,足が攣るか攣らないかの限界まで出力を上げ,カメラ目線でゴールを切りました。

5合目にて

結局,目標としていた1時間30分に対し,わずか10秒余裕の「1時間29分50秒」でのゴールインでした。

脚が攣る少し手前で出力を押さえなければならず,完全に燃え尽きたゴールというわけにはいきませんでした。おいらの場合,心肺や体力よりも,脚そのものを鍛える必要があるようです。

が,目標を達成できた喜びはひとしお。

また,順位の方は,40代では「977人中286位」,全体では「4672人中1310位」。チビ達は「え~,1300番!? 遅い~!」と騒がれてしまいましたが,分母を見てくれよ~(笑)

クラス別・全体ともに,上位29%というところでした。

無事5合目到着~(^^) ここが標高2300mとは思えない,たくさんの自転車(^^)

無事5合目到着~(^^) ここが標高2300mとは思えない,たくさんの自転車(^^)

RICOH Caplio GX100

高ぇ~~。遠くに八ヶ岳(右端),北アルプスが見えます。スゴイなり・・・。

高ぇ~~。遠くに八ヶ岳(右端),北アルプスが見えます。スゴイなり・・・。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

5合目では家族と何枚も写真を撮り,長時間(1時間も構えていたらしい。そんなに早く来れないよ・・・)デジ一眼をゴールラインに向けていた長男に感謝しました。

作戦の結果について

今回は,高いケイデンスで走る,緩斜面で余計に頑張る,の2つの作戦で望みました。その結果,前回試走からちょうど10分タイムを短縮し,なんとか90分以内のゴールを達成しました。

ものすごく変動の激しいスピード。上限に張り付きっぱなしの心拍。改善点は多々あり?

ものすごく変動の激しいスピード。上限に張り付きっぱなしの心拍。改善点は多々あり?

POLARさまデータ

POLAR CS400のデータを見てみると,作戦通りの走行データになっています。

が! いくらなんでも,速度の変化が激しすぎる気がしないでもないです・・・。ラストスパートを別にすれば,10~30km/hの範囲内で無数に加減速しています。

こういう走りにした方がいいのか,もうちょっと出力を一定にする走りを心がけた方がいいのか,これからの研究課題になりそうです(^^)

ただ,このグラフでの低速部分は急斜面区間であり,ほとんどの場合,27Tで休みながら上っていました。来年,タイム短縮するとすれば,もう少し重い23Tや21Tで頑張れば(もちろん写真無し!),なんとかなるのかもしれません。

また,前回の試走から,基本的な装備に変化はありませんが,走行データを比較してみると,こんな感じです。

項目 レース本番 試走
タイム 1時間29分50秒 1時間39分25秒
平均速度 (km/h) 15.7 13.6
最高速度 (km/h) 35.8 33.2
平均心拍 (bpm) 180 167
最高心拍 (bpm) 190 182
消費エネルギー (kcal) 1446 1301
効率 (kcal/km) 61 62
平均ケイデンス (rpm) 74 74
最高ケイデンス (rpm) 113 99
体重 (kg) 54 55
体脂肪 (%) 8.9 9.5
体調 左脚激痛 絶好調

ケイデンスは全く同じですが,妙に心拍が高いのが気になります。走っていて苦しさは感じなかったのですが,平均180bpmはいくらなんでも高すぎです。やはり,もっと走り込んで,心肺機能も向上させる必要があるのかな~。脚の筋力も付けたいし,やるべきことは,文字通り,「山のようにある」なぁ~(^^)

次回は,5合目での様子や下山について紹介する予定です~。

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おかいもの情報



27Tには本当に助けられました!(これはULTEGRA)


これが無ければ始まりません(^^)

コメント

  1. 名前:Shiro 投稿日:2009/06/16(火) 01:07:30 ID:a051f4ce7 返信

    >keteruさん

    こんばんは~

    おいらも筋肉痛を引きずっています(T_T)

    と,思っていたら,本日形成外科で「半月板損傷」と診断されました。
    どおりで痛いわけだ・・・。
    損傷したまま上ってしまったのはいかがなモノか・・・?

    ジャージの方は,,,あまりにたくさん居たので,誰が誰やら(笑)
    覚えているのは,TOMMYさんと,だいこんのかぶり物と,ママチャリくらいです。

    ごみんなしゃいです。(^^;)

  2. 名前:keteru 投稿日:2009/06/15(月) 23:10:25 ID:655ab87ce 返信

    わ~~い、もう次の記事が出ようかって時に書き込みますよ。
    まずはお帰りなさ・・・・今さら? お勤めご苦労様でした。
    私もヒルクライム行きたい所なんですが、ここの所サボり気味だったので、土曜日に天城山方面に行ってまいりました。 結果、筋肉痛を引きずる結果に・・・・・・。 ところでオレンジの丼と『長木屋』と書かれたジャージの人を見かけませんでしたか? いえ、それだけなんですが。

  3. 名前:Shiro 投稿日:2009/06/15(月) 16:37:48 ID:f7b43a262 返信

    >りょうさん

    こんにちは~

    す,すごい。
    もう来年のレースへの練習を始めている・・・。

    先週,すっかり燃え尽きてしまったおいらは,
    いまだに1回も自転車に乗っていません。

    左脚が痛くて痛くて・・・(涙)
    本日,形成外科に行ったら「半月板損傷」のようです。
    この状態で,よくもまぁ上ったもんだと,
    自分で自分の左脚を褒めてあげたいです(笑)

    りょうさんも,お怪我にだけはお気を付けて~!
    (CS400待ち遠しいですね!!)

  4. 名前:Shiro 投稿日:2009/06/15(月) 14:09:01 ID:f7b43a262 返信

    >EXEさん

    ヒルクライムって,かなり特殊な競技だと思います。
    全身の筋肉を,ほとんど休み無くずっと動かし続けです。

    おおかたの球技は,休み休みの運動です。
    テニスやバスケ,サッカーだって,休み休みだし,
    野球なんて,ベンチに座っています! 超休んでいます。
    (おいらは,元野球部)

    自転車も,平地であれば休む機会(空走)がありますが,
    ヒルクライムだとほとんどありません。
    おいらは,今回,無理にでも高速で走って休みましたが,
    なかなかしんどいものがあります。

    が,それだけに,完走した人たち全員の笑顔がすばらしい。
    2時間もず~~っと酷使し続けたカラダを褒め,
    みんなで笑いあう。すばらしいですよ(^^)

    平地も,100kmって,私たちアマライダーにとっては,
    最初の「壁」ですよね。
    ところが,慣れてくると,なんともなくなり,
    より長いコースを探すのが楽しみになってきます。

    EXEさんも,是非是非,富士ヒルクライマーデビューを!
    (未成年は特別表彰がありますよ! べらぼうに早いけど・・・)

    >3姉妹パパさん

    おぉ,初めて褒められました,07ルイガノRHC号!
    アルミフレームで体重9kg。
    フルカーボンと比較すると,いいところ無しに見えますが,
    がんばりゃ,まだまだ行けそうですかね?(^^)

    購入したとき,ある雑誌に載っていた
    「かつてはプロのヒルクライマー達が愛した
     EASTON ELITEチューブ」
    との説明文。

    プロ,ヒルクライマー。

    もはや,おいらの妄想ワールドでは,
    バンダナを頭に巻き,下ハン握ってダンシングする,
    パンターニなおいらがイメージされていました(笑)
    これだけで,あっさりと購入。
    まぁ,「安かった」という圧倒的な理由もありますが・・・。

    そろそろ,フルカーボンも欲しいナ,という思いもありますが,
    超軽量ホイールなんかに投資先を変更しようかな?

    3姉妹パパさんも,まだまだクロモリで行けますでしょうか?
    会場では,多数のクロモリフレームを見かけました。
    ダブルレバーの方もたくさんおられました。

    たいてい,ものすごく美しいフォームで上られていました。
    力任せにもがきつつ上る,自分がちょっと恥ずかしい・・・。

    >garneaukenさん

    そうなんです。
    写真撮りながら,,,
    というのはすごいと言えばすごいのですが,
    バカといえばバカなのです(^^;)

    限界に達しつつある疲労を,
    大好きなカメラやサイコン(笑)をいじって
    ごまかしているような,そんな感じです。

    こんな時,トップフレームに付けて
    デジカメを入れられるTriBOXがありがたいです(^^)

    CS400は,こんな風にあとからデータ分析できるし,
    データはCSVで出力できるので,
    EXCELなどで好きなグラフも作れます。

    標高・温度・斜度,ヒルクライマー向けの機能が満載です!
    ただ,標高(と,それを元に算出する斜度)は,
    かなり適当なので注意が必要です。

    いきなり,斜度20%とか平気で出してきます。
    そんな激坂は富士ヒルクライムにはありません!

  5. 名前:Shiro 投稿日:2009/06/15(月) 14:08:32 ID:f7b43a262 返信

    >じゅんずんさん

    写真は,急斜面で撮っていました。

    緩斜面は全力疾走していたのですが,
    急斜面は休憩場所にしていたので,
    写真を撮ったり,サイコンいじったり,
    ドリンク(CCD)を飲んだりしていました。

    じゅんずんさんも,同じ作戦でしたか!!
    そんなに疲労しないし,結構良い作戦ですよね♪

    が,来年,さらなるタイム向上しようとすると,
    急斜面区間も頑張らないといけないですねぇ・・・。
    憩いの場である急斜面区間も頑張るとなると,
    いったい,どこで休んだらいいやら。
    基礎体力を付けないとなぁ。

    じゅんずんさんも,是非,ケイデンスセンサーをどうぞ!
    回転数が落ちると,脚の疲れが激増しますよ~!
    おいらは,足が極端に細くて筋肉0なので,
    てきめんに現れます。
    ケイデンス70を下回ると,そくダメです。
    おいらは,これが怖くてCS400の他に,
    もう一個SIGMAのケイデンスセンサーを付けています。
    CS400は反応が鈍いのですが,
    SIGMAはほぼリアルタイムです(^^)

    >TOMMYさん

    そんな「厳密」でもないのですが・・・(^_^;)

    最初は自らを厳しく律し(笑),
    周りとは一切関係なく,緩斜面全力疾走を実行しようと
    思ったののですが,やっぱり難しいですね。

    周囲の方が休んでいる緩斜面で,
    ひとり,ダンシングして30km/h近いスピードで走るのは,
    相当のバカに見えそうで・・・。

    また,8000番台スタートだと,
    いわゆる「ごぼう抜き」状態になりますので,
    TOMMYさんが感じていたように,

    「俺って速いんでは?」とか,

    「かなり上位いける?」とか,

    「俺って,パンターニ?」

    とかなってしまい(最後のはどうかと思いますが・・・),
    イマイチ全力で頑張りきれなかった気がします。

    ただ,逆に1時間10分くらいで上る集団と一緒だったとすると,
    こんどは「ごぼう抜かれ」状態(?)でしょうから,
    無理に追いつこうとして過負荷になり,
    脱落してしまっていた可能性もあります。
    (おいら,意外と負けず嫌いだし・・・)

    来年は,正直に今回タイムで申告して,
    適切な組でスタートしたいですね!!

    写真の方は,責めないでください(笑)
    急斜面の苦しさを紛らわすため,
    いろいろ撮っていました。
    「1合目」「2合目」「あと10km」,,,
    すべての看板を撮っています。アホです・・・。

    >Noguさん

    ご愛読,ありがとうございます~

    7ヶ月で,4月には4時間エンデューロ???
    ということは,5ヶ月目くらいで,
    早くもレースに出られていたのですか!

    すごいです~!
    しかも,奥さんまで・・・。

    おいらは,25ヶ月目でようやく初レースです(笑)
    本当は乗鞍なんかも出てみたい(松本に住んでいたし)のですが,
    財政上の理由から(涙),年1回になりそうです。
    ヒルクライムも楽しいですよ~!

    低速だから事故も少なさそうだし(0ではないけど),
    テクニック,かけひきというより,
    完全に自分との勝負!です。
    年をとると,妙に魅力的な言葉です(笑)

  6. 名前:Shiro 投稿日:2009/06/15(月) 14:08:08 ID:f7b43a262 返信

    >MOWさん

    おはよ~~~さんです(^^)

    MOWさん,何をおっしゃいます!
    試走の時にすでに90分間際だったじゃないですか(^^)

    レースだと,明らかに「やる気」が普段と違うので,
    誰がやっても,普段の120%増の力が出そうですヨ!

    緩急付けて走るのは,飽きなくていいですね(笑)
    なんせ,24kmもモクモクと上り続けていると,
    結構飽きてきます。
    立ち上がったり,座ったりしていると,
    気持ちも切り替わるし,ケツの痛みも減ります(^^)

    それにしても,この高心拍はどうしたもんだか・・・。
    上っている途中,ずっとCS400とにらめっこしながら,
    「さ,下がらねぇ~」と思い続けていました。

    結局,きわめて高値安定な走りになりました。
    直前に今中さんの富士ヒルクライムのビデオ見て,
    いろいろ学んだつもりでしたが,怒られちゃいそうです。

    ここまで高心拍だと,来年,
    これ以上頑張るのは無理そうなので(1才年取るし・・・)
    写真を撮らないか,フルカーボンにするしかなさそうです。
    後者は無理かな・・・。

    あ,超軽量ホイールもあるか!(これも無理)

    >TTさん

    なるほど~!!!

    確かに,速度は超不安定ですが,
    心拍はほぼ一定,というのは「負荷一定」なのかもしれませんね!!

    ちょっと高負荷過ぎる気もしないではないですが・・・。

    左足の痛みはますますひどくなっています。
    歩けない,座れない,眠れない,です。
    というわけで,整形外科の待ち時間を利用して,
    近所のスタバでこのコメントを書いております。
    早く治らないかな~ >左脚

    なんとなく,6年前にバイクです転んで
    左脚にひびを入れた後遺症のような気がします・・・。

    それにしても,これだけ痛いのに乗れる自転車。
    改めて,関節系へ与える影響の小ささに感激です(^^)
    歩けないのに,富士山上れちゃうんですから!!

  7. 名前:りょう 投稿日:2009/06/15(月) 08:54:45 ID:ca4e53de1 返信

    素晴らしいゴールの感動を味わいたく
    練習はじめました
    練習がたのしくなるようにCS400も
    注文しちゃいましたあ

  8. 名前:garneauken 投稿日:2009/06/14(日) 21:12:30 ID:31a06472a 返信

    こんばんは

    よく考えたら皆さんのおっしゃるとおり
    写真撮りながらで90分ってホントにすごいです。

    走行後にデータを見返すのは反省ができて良いですね。
    私の場合走りっぱなしですから…
    今のサイコンだと心拍数もケイデンスも計れないので
    どうしようかな~?^^

  9. 名前:3姉妹パパ 投稿日:2009/06/14(日) 20:53:13 ID:12709c55b 返信

    いや~、、、同じところを走った感想としては、、、、、
    自分の自転車(クロモリ)との違いをまざまざと痛感します。
    この走法が出来るのは、アルミフレームならでは。
    07ルイガノって、良い自転車ですね。

  10. 名前:EXE 投稿日:2009/06/14(日) 20:09:17 ID:6caf31bbe 返信

    遅くなりましたが、FHCお疲れ様でした!

    自分の家の近くには1000m超級の山すらないので、90分も登り続けるなんて
    想像が付かないです。かなり遠方なので、社会人になってから参加してみたいと
    思っています。きっとそのころには、FHC常連と化したShiroさんにお会いできるはず(笑

    今日は一連の記事に触発されて、ロングライドに行ってきました。初めての100km越えで、
    総走行距離は130kmにも及びましたが、達成感がありますね!
    今度は富士山1週ツーリングの165kmを超えるべく頑張りたいと思います。

    それでは、この辺で失礼します&更新頑張って下さい!

  11. 名前:Nogu 投稿日:2009/06/14(日) 17:12:12 ID:a2f6f1f5d 返信

    楽しく拝見させていただいております。
    本番編は実に読み応えがありました。
    ヒルクライムの臨場感が伝わってきます。
    私はロードを初めて7カ月の新米です。
    4月にはツインリンクもてぎで行われた4時間エンデューロに妻と二人で無謀にも参加してしまいました。
    ヒルクライムは苦手ですがshiroさんのブログを見ていたら来年チャレンジしてみたくなりました。
    昨日は梅雨の合間を縫って宮ヶ瀬の土山峠と初めての裏ヤビツに行ってきました。
    かなりへこたれましたが走破できて感激です。
    この後の記事も楽しみにしております。

  12. 名前:TOMMY 投稿日:2009/06/14(日) 10:38:01 ID:a323db1f2 返信

    いや~読み応えありますね~
    一週間前のFHCの映像が浮かびあがりました
    やはりこれくらい緻密な作戦を立てないと90分は切れそうもないですね
    この一週間いろいろタイム短縮のことを考えましたが時速十数キロで坂を上りながらタイムを13分(私の場合)縮めるのって大変なことですよね、”やる気”とか”根性”なんて通じそうもないですね(笑)
    緩斜面手前でのダンシングですが始めのうち周りに流されて”やっと緩くなった”くらいの思って走っていましたが、”途中からこれじゃまずいんじゃないか?”と思いShiroさんと同じように緩斜面手前からダンシング!すると周りの人がいかに緩斜面で休んでいるかがわかり、その後はずっと実行してました、周りに流されるってやばいですね
    今回感じたことなんですが”追い抜いている時の記憶はあるのに、抜かれている時の記憶がない”よって”俺かなり上位なんじゃないか”って勘違いしてしまうんです、6000,7000番台の人も抜かしたの覚えてたんで・・・
    まあ結局はたいした結果じゃなかったんですけどね、でもこっそり携帯でチェックしたりして
    (笑)
    今回のことをフィードバックして次回(出られたら)につなげることがタイム短縮への近道でしょうね!
    Shiroさん写真撮りすぎ!もしかしてオールスポーツの方ですか?(笑)

  13. 名前:じゅんずん 投稿日:2009/06/14(日) 09:38:44 ID:0f1a8f071 返信

    走行中にあんなにたくさん写真撮られていたんですね!
    写真撮らずに走りに専念していたらタイムも順位ももっと上でしたね〜。
    Shiroさんの作戦、私も無意識に実践していたようです。
    私の場合、サイコンにお金ケチったためケイデンス&心拍は計測できず、
    もっぱら自分の勘頼りなんですけどね。。。
    やっぱせめてケイデンスくらい測れるサイコンいるかなぁ。。。
    でもその前にホイール換えたいなぁ。
    Deoreでいいから9speed化したいなぁ。。。

  14. 名前:TT 投稿日:2009/06/14(日) 09:03:17 ID:3a45b7164 返信

    お疲れ様でした!
    心拍数が一定=身体への負荷が一定 ということなので、ほぼ理想の走り方じゃないかと思います^^

    左脚の痛みが早く引くことを祈ってます!

  15. 名前:MOW 投稿日:2009/06/14(日) 06:55:44 ID:b5feae447 返信

    おはよう~~~(o^_^o)
    記事いいっすいいっす、伝わったよ~。
    作戦どおりに上手く走れて良かった。緩急つけて走ることが
    できるのって実際には、大変だと思う。
    だから、Shiroさん偉い。
    私のように老いるとなお更できないですよ。(反応が悪い(笑)
    Shiroさんいいっすね~こんなに高い心拍で走れるのだから、羨ましいです。
    も~っといいなぁ~と思ったのが、最後の図。
    う~ん、400いいなぁ~~(- ◇、-)
    それにしても、レース中にこれだけ写真撮ってる。
    おみそれしやした。(;^_^A 走りながらでしょうけど、
    写真撮っていなかったらもっとタイムでていたかも(笑)

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