今年は,シンプルなブルー素地に,不思議模様のビニールカバーを選んでみました。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
長年親しんだ『Rollbahn>』を一休みして,巷で人気の『ほぼ日手帳』で2014年を過ごしてきました。
しかし,2015年の手帳はなかなか決まらず,年末の仕事納めギリギリになって,ようやく決めることができました。
ふぅ,危ないところでした(^^;
今年も「ほぼ日」で行くことは決まっているんだけど・・・
『ほぼ日手帳』は,基本的に「月カレンダー」×12と,「1日1枚の日めくり」×365から構成されています。
日めくりについては,「書くことが無い日だってあるかも?」という不安もあったのですが,実に良くコマゴマと書き連ねてきました。
『Rollbahn』(月カレンダー×12,大量のメモ用紙)の時は,会議メモやアイデアを書くだけでしたが,『ほぼ日』では毎日1枚ということで,日記的な記述が中心になりました。
これが,意外と便利というか斬新で,月末にその月の出来事を振り返ることができました(反省や改善につながるかどうかは別ですが・・・)
しかし,当初の不安とはまったく逆に,「書くことが多すぎて1枚を溢れてしまう」という日が続出してしまいました。
まぁ,ほぼ日手帳のオリジナルサイズ(A6,文庫本と同サイズ)で毎日1枚しかないんじゃ,溢れてしまうのは当然といえば当然なのですが・・・。
去年の,自転車出陣&フォトポタ執筆状況ページ。仕事予定より,このページを一番使っていたりして(笑)
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
そこで,今年はオリジナルの2倍デカイ(A5サイズ),『ほぼ日手帳 カズン』を使うことにしようかと思ったのですが,カズンには色々問題がありまして・・・。
『ほぼ日手帳 カズン』の悩み・・・
書くスペースが足りないのであれば,2倍サイズの『ほぼ日手帳 カズン』にすれば問題はあっさり解決する,,,はずなのですが,新た問題が発生してしまいます。
- 【問題1】すごく重い・・・
- もともと,365枚もの日記ページから構成されているので,『ほぼ日手帳』は重めの手帳です。そこにきて,サイズが2倍のカズンの場合は,やっぱり重量も2倍あり,手帳本体+カバーで大体660gという驚異的な重さになってしまいます。
- 【問題2】すごく高い・・・
- 「すごく」というわけではないのですが,もともと『ほぼ日手帳』シリーズのお値段は少し高めです。オリジナルでも,手帳本体+カバーで約3800円なのですが,2倍サイズのカズンの場合はお値段も跳ね上がり,6500円くらいになってしまいます。
このように,サイズも2倍だけど,重さもお値段も2倍という,なんだか「質量保存の法則」みたいな悩みを抱えている『カズン』。
しかし,考えようによっては問題2(お値段が高い)は,出費の瞬間だけの問題ですから,なんとか回避可能です(実に都合の良い発想,笑)
深刻なのは重量問題です。
660gは手帳本体+カバーの重量ですが,さらにビニールカバーや定規,ペン,サブノート,下敷きなどを合わせた総重量は800gに迫る重さになり,軽量のカーボンフレーム並みの重量になってしまいます(ちなみに,最愛のReynolds MV32Tホイールは前452g,後580gです)。
出費の痛みは一瞬ですが,重たい手帳は365日,ずっと苦痛を味わい続けなければならないのです。
なんとかならないものでしょうか・・・?
2015年は『ほぼ日手帳 カズン avec』に決定!
昨年の11月後半くらいから,「デカいの欲しい」「でも重い」「でも欲しい」「でも重い」「スキ」「キライ」・・・,という不毛な堂々巡りを続けていたおいらに,突如として福音が訪れました。
2015年版では『avec』という軽量バージョンが登場したのです!!
実に単純な発想なのですが,365日の日めくり部分を2冊(1~6月,7~12月)に分けた商品です。
『カズン』の重さについて,製造元には「重いです」「重いぜ」「重杉」といった声が多数寄せられていたようで,糸井重里さんも思い腰を上げ,2015年版から,上半期・下半期の2冊に分けたバージョンが登場したとのことです。
左がavec,右がオリジナル。avecは上半期,下半期の2冊に分かれるので厚さ半分。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
まさにこれですよ,これ!(^^)
これなら,800gもの巨大な重量苦から開放されます!!
『avec』は試験的販売の意味合いがあるのか,ネットでの限定販売となっていて,さらに送料(756円)もかかるのですが,迷わず即購入!
これで,2015年は羽が生えた羊のように軽い1年になること間違いなしです。
カバーはシンプルな(そして安い)ブルーにしました。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
シンプルすぎて寂しいので,さらにビニールカバーをかけます。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
完成~! 右は去年の「オリジナル」
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
本体+カバー+ビニール,の3点セットでこの重量。まずまずかな・・・?
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
使い勝手はどんなもの?
多くの『avec』愛用者と同じく,まだ使い始めて1ヶ月未満ですが(当たり前か),やっぱり,デカイ手帳は書き応えがあって便利です!
昨年のオリジナル(=A6)の時は,書ききれなくて複数日に分けて書いたりすることもあったのですが,さすがに2倍サイズだと,1枚で大体事足りますし,時には巨大な落書きもできたりするので楽しい手帳になっています。
月間予定表にはちゃんと「湘南平」の文字が・・・。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
休日のページには,湘南平やHIITの感想が書かれていました。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
カバーのポケットには,定規,下敷き,追加ノート,CD,チケットなどごちゃごちゃ入っています。去年もそうでした・・・。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
また,『avec』を決めた理由の一つでもあるのですが,8インチくらいのタブレットをちょうどいい感じで収納できます(製造元は言及していませんが)。
おいらは,最近使い始めたタブレット(SONY Experia Z3 Tablet Compact)を運搬するのにも重宝しています。
『avec』だと,厚さが元の『カズン』の半分なので,手帳カバーには7~8mmくらいの空きができるのですが,そこを補うような形でタブレットを収納することができます。
8インチタブレットを入れるのにちょうどいいサイズです。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
毎朝,一駅とはいえ,強烈通勤ラッシュの中でも,頑丈な手帳に挟んで収納することで安心感倍増ですし,つまんない会議中,手帳にメモをとるフリをしながらタブレットで遊ぶこともできます(?)
というわけで,使用1ヶ月弱では,まずまずの好感触でスタートです。
おしまい(^^)