CCCF2017では,キャンパス内を走るルートになり,ピットもゴール間際に配置されました。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
CCCF2017参戦期の後編は,大会全体の様子をお伝えします。
今年の大会の目玉は,なんといっても,コースレイアウトが変更されたこと。
これに伴い,コースは若干複雑になり,また,ピットレーンの位置も変わりました。
さて,その影響はどうだったのでしょう・・・?
新コースレイアウト(大学キャンパス内)は意外といいカモ
大会前の記事でも紹介しましたが,CCCF2017では新たに慶応大学のキャンパス内をコースの一部に取り入れました。
久しぶりに藤沢の自宅に帰ってみると(毎週帰っていますが・・・,笑),サイクルチャレンジカップ藤沢(CCCF)の案内が送られてきていました。
案内が直前になることはいつものことなので驚くことはないのですが,中身をよく読んでみると,驚くべき事実が・・・!
普通,大学構内の道は,たくさんの自転車バカが疾走するような設計にはなってないので,幅が狭かったり,コーナーがきつかったりしますが,実際に走ってみると,そんなに無茶なコース設定ではありませんでしt。
確かに狭い場所もありますが,サイクルパークフェスティバル(日産スタジアムの搬入路のようなところを走る)に比べたら,だいぶマシでした(^^;
また,コースレイアウト変更によって,こんなメリットもありました。
- スタート・ゴールの様子をチームみんなで見られる
- 休憩中にトイレに行ける(^^;
過去2回の大会では,スタート・ゴール地点と,ピットエリアは全く別の場所にあったので,チームメイトのスタートやゴールの様子が見せませんでした。
特にゴールはひどくて,レース終了時刻になると,「ん~,走ってる選手もいなくなったし,たぶん,ゴールしてんだろうね?」みたいな感じで撤収作業をやっていると,ヘトヘトになったチームメイトが戻ってくる,という調子でした。
今回は,スタート・ゴール地点と,ピットエリアは同じ場所にあるので,楽しく応援することができました。
今年のゴールシーン。みんなの応援の中,ゲートをくぐれる幸せ(^^)
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試走させて欲しいなぁ・・・
そんなに危険なコースではなかったと書きましたが,それでも,あちこちで落車事故を見かけました。
特に,序盤では選手全体が停止させられるほどの落車事故もありました。
序盤では,このような落車シーンがあちこちで見られました(>o<)
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CCCF以上に入り組んだコースのサイクルパークフェスティバルでは,レーススタートまでに,選手全員の試走を義務付けています。
会場の日産スタジアムは普段は自転車で走れませんから,事故低減策の一つとして実施しているようです。
CCCFも,大学キャンパス内は普段は自転車で走れませんから,スタート前の試走を義務付けた方ががいいんじゃないかなぁ?と思いました。
ピットクローズが意外と早い!
CCCFのレース時間は9時~11時です。
多くの耐久レースと同じで,11時00分になった瞬間にレースが終わり,その時点での走行距離で順位が決まるわけではありません。
今回のルールでは,
- 10時45分を過ぎてゴールラインを通過した選手は,新しい周回は重ねられず,その時点でレース終了
- 10時45分前にゴールラインを通過した選手は,もう1周してレース終了
コース1周(約4km)を走るのに,おいらで7分半~9分程度ですから,どんなに遅い人でも10分もあれば1周できるでしょう。
なので,公式には11時までのレースですが,だいたい,10時45分から10時55分くらいでレースを終えます。
また,レース終了間際のゴタゴタを避けるためでしょうか,10時30分でピットレーンは閉鎖され,選手交代はできなくなります。
この辺の,レース終盤の仕組みを知らないと,例えば10時から30分間走り,選手交代のためにピットに戻ろうとしたら既に閉鎖されていて,最低でも10時45分まで,最長でさらにもう1周分,同じ選手が走り続けることになります。
周辺には,「11時までのレースだよね~♪」とのんびりしていたチームもあり,終盤に大慌てになっていました。
レース終了30分前。こんな風にピット入り口は閉鎖されます。
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いったん走り始めてしまうと,チームメイトとのコミュニケーションは非常に難しい(計測チップ交換の数秒しかない)ので,あらかじめ,「10時23分を過ぎていたら,周回しないで選手交代する」とか決めておく方がよいです。
今回は,珍しくおいらもNoguさんも前日の作戦会議でこの罠(?)に気が付いていたので,Noguさんはノルマ(=3周)を1周繰り上げて,無事に10時28分ごろにおいらと選手交代することができました。
まぁ,交代した後のおいらがすごく遅いんですが・・・(もうしわけない)
実際のラップタイムはこんな感じになっています。
今回のラップデータ。作戦通り,17ラップ終了で選手交代したのに,その後のおいらが遅いのなんのって・・・
事前の作戦通り,Noguさんはラップ16,17の2周で切り上げ,残りはおいらに託されたのですが,グラフの通り,そこから先のおいらが遅い,遅い。
順調に,右肩上がりで,タイムを増加させていました m(_ _)m
ピット配置が難しいカモ
今大会は大学キャンパス内に配置されましたが,緩いカーブの内側にピットがあるため,交代のために進入してくる選手が見えにくくなっています。
少しでも見やすくしようとコース上に出る人が多く,それによって,ますます進入してくる選手が見えにくくなる悪循環。
大会関係者が何度も巡回しては「危険だから下がって!!」と警告し,実際に,進入してくる自転車にぶつかりそうになるなど,危険な場面は頻発していました。
また,選手の側からも,緩い左カーブの先にピットがあるので,自分のチームを見つけるのはなかなか大変でした。
(毎回,お隣チームのマエクミさんがピョンピョン飛び跳ねて教えてくれました。ありがとん~!)
緩い左カーブの内側にピットがあるので,直前までチームメイトが見えないのです・・・。
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一方,サイクルパークフェスティバルも,カーブの途中にピットがある(なんせ,スタジアム内ですから)のですが,カーブの外側にピットが配置されています。
なので,選手の側も,チームメイトの側も,お互いに見やすくなっています(それでも見失いますが・・・)
いろいろ制約はあるのかもしれませんが,できれば,CCCFもピットはカーブの外側にしてほしいなぁ・・・。
まとめ
色々と書いてはみましたが,総じて,CCCFはとても好きなイベントです。
地元藤沢,ということもありますし,参加賞がホウレン草など,なんとものどかな感じが好きです。
会場まで自走ですし(^^),少し高くなったとはいえ,参加費は富士ヒルの半分以下で,半日(反省会込みで1日),楽しむことができます。
参加賞は,花・トマト・ホウレン草から選べます。のどかですなぁ・・・(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
大会の回数を重ねるごとに,レース全体のスピードが高くなってきている気がします。
これが,本当に速くなっているのか,実はおいらだけが遅くなっているのかは分からないのですが・・・(笑)
来年は,もっとみんなについていけるよう,頑張りましょう!(^^)
落車はいくつかあったんですね。大事にならず&お二方とも巻き込まれずに良かったですね。
仙台の週末はここ2週続けて天気良く、風もまぁまぁだったのでこらえきれず乗り出してます。
本格的なシーズンまであともう少し!