おぉ,なんと美しいパーツ・・・(←重症のバカ)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
3月3日のFHCエントリーの日,おいらにとって,一つのマイルストーンとなるパーツ交換が完了しました(ちょいオーバーですが)。
それは,LOOK号に残っていた最後のTIAGRAパーツであったブレーキキャリパー(BR-4500)の,DURA化(BR-7900)です。
また,これは同時に,2007年に購入したLGS RHC号から流用していた,すべてのパーツが新しいパーツに切り替わったことも意味しています。
BR-4500さま,4年の長きにわたり,ありがとうございました。
また,BR-7900さま,これから末永く我が命をお守りください(^^)
ザ・ラスト・ティアグラ
2007年に購入した先代のLGS RHC号はベースのコンポがTIAGRAで,初心者ウケしやすいリアディレイラだけが105(RD-5500)になっていました。
LGS RHC号の3年間で,様々なパーツが交換され,LOOK号がやってきた昨年2月の段階で残っていたのは,
- STIレバー(ST-4500)
- BB(SM-FC-4500)
- ブレーキキャリパー(BR-4500)
- フロントディレイラ(FD-4500)
- リアディレイラ(RD-5600)
このうち,BBはLOOK号組み立て時に壊してしまい他界,FDは直付フレームに対応していないため,流用ができませんでした。
LGS RHC号から取り外したパーツ群。このままLOOK号に載せ換えでした(^^)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
そして,STIとRDは昨年7月のDURA化で役目を終え,LOOK号に残っていた最後の「LGS RHCパーツ」はBR-4500だけになっていたのです。
おいらのLOOK595のアイデンティティだった(?)BR-4500。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
交換する直接のきっかけは,カーボンホイールの導入で,以前よりシビアなブレーキコントロールが必要になった(と思われる)ことが一つです。
また,二つ目の理由として,DURAのSTIは従来品とレバー比(引きしろ)が違うため,原則として他グレードのキャリパーと互換性が無いところです。
「互換性が無い」といっても,レバーを握ればブレーキが効くため,使おうと思えば使えるのですが,妙に重たい(力が入らない)レバータッチとなっていました。
そこで,MV32T UL大安売りの特典として,BR-7900を購入したのでありました。
BR-7900さま登場!
BR-7900は,ST-7900との組み合わせ専用設計のブレーキキャリパーです。
7900系のデザインは好みがだいぶ別れ,好きな人は好きですが,気に入らない人からはかなり評判が悪いのも事実です。おいらも,どちらかと言うと,あんまり好きな感じではありません(もっと軽快なイメージのほうが好きです)。
しかし,いつもの超質素なパッケージから出てきたBR-7900は,意外と予想以上にいい感じのデザインでした。
相変わらず,殺風景なパッケージ。いまいち感動が沸かない・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
賛否両論かもしれませんが,おいらは,この白黒デザインが気に入りました(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
スプリングレートの調整もできるようです。まだ,やってませんが・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
もちろん,前後2個セットでございます(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
おいらがクランクをDURA化できない理由の一つが,そのデザインにあるのですが(もちろん,お値段もだけど・・・),BR-7900のデザインはすごく気に入ってしまいました。
ブラックを基調として,ロゴ部分だけシルバー仕上げ。ちょうど,白黒基調のLOOK号と合っている感じです。
ちなみに,気になる重量は,実測でこんな感じでした(1個)。
キャリパー | 重量 |
---|---|
TIAGRA(BR-4500) | 166g |
105(BR-5500) | 172g |
DURA-ACE(BR-7900) | 144g |
取り付け編
キャリパーの取り付けに,難しい点はありません。
取り付けは5mmのボルト一つですから,これをトルクレンチで締めれば取り付け完了です(締め付けトルク=8~10N・m)。
フレームへの取り付けはネジ一本締めるだけざんす。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
また,何度か紹介していますが,ブレーキシューには適度な「トーイン」が必要です(真上から見て,進行方向に「ハ」の字になっている)。
こうすることで,ブレーキ時の「鳴き」や「効きすぎ」を抑えることができます。
Tacxからは,シュー取り付け時の専用ゲージが製品化されていたりしますが,おいらはいつも,細目のタイラップをちょいと挟み込んで締め付けています。
トーインはほんの少しでいい(シマノ取説によると0.5mm)ので,もっと薄っぺらい物でもいいかもしれません。
おいらは,このやり方が手軽で好きです。もちろん,タイラップはダイソーで(笑)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
また,作業のついでに,ブレーキレバーのリーチアジャストをしておきました。ST-7900のウリの一つに,リーチの調整機能があるのですが,以前,これがうれしくて大量に調整してしまっていたので,適切な量に再調整しておきました。
ST-7900は,ネームプレートを外すと,リーチ調整ボルトがあります。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
取り付け完了! さ~て,停まりまくるぞ~!(変な気合)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
と,ここまで書いておいて,やたらと長くなってしまったので,続き(使用編)はまた次回で!
つづく
要するにこんなお話
- ブレーキキャリパーを105からDURAに変更(BR-7900)
- これで,LGS RHC号から595号に移植したパーツが全部入れ替わり
- 同時に,595号はフルDURA化
>Noguさん
そう,なぜか,4500の方が軽量でした。
なんでじゃろ。
でも,Noguさんが言うように,
5500の方がかなり頑丈でしたよ。
4500はレバーを強く握ると,キャリパーの変形が目視できましたもん。
クランクは今年は無いであります。
これからは,ウェアやシューズなどのほうに行こうと思っています。
夏のジャージが1着しかないくらい,着物貧乏なんです・・・(笑)