フォトポタ研究所に持ち込まれた,使用後のブレーキパッド。初ダウンヒルの結果はいかに?
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
なんとか,無事にシーズンインすることができた,2011年ヤビツアタック。
年内の40分切りを目指し,いろいろと機材を投入してきましたが,今後は何も投入する予定は無く,後は手持ちの機材を信じてがんばるだけです。
今回,初めて実戦投入した機材たちの成果をまとめてみました。
軽量ホイール,Reynolds MV32T ULでのダウンヒル
こちらは,当日の記事に書いたとおり,軽い回転と加速のよさが非常に役立ってくれました。まだまだ練習不足の体ですが,それをカバーしてタイム短縮できるほど,やはり,ヒルクライムにとっては飛び道具です。
ただ,心配だったのが,ダウンヒルです。ブレーキが効かなかったり,過熱で変形してしまうなどの不具合が心配でした。
しかし,結論から言えば,「ダウンヒルもまったく問題なし」でした。
快調にダウンヒル中のMV32T(20km/hくらいですが・・・)。
RICOH Caplio GX100
この日は,車で菜の花台まで行ったため,そこから名古木までの8.5kmダウンヒルからのスタートとなりました。
おいらのブレーキングは,前9:後1みたいな比率で,まったくリアブレーキを使っていませんでした。しかし,これではフロントにばかり負担がかかってしまうので,今回は前6:後4くらいの比率になるように,積極的にリアも使ってみました。
そのせいもあってか,走行後にホイールをチェックしてみても,まったく異常は認められませんでした。
ブレーキパッドの方は,表面に皮膜のような汚れが付いていましたが,この状態でも顕著な「効き」の悪化はありませんでした。
フロントのパッド。表面が削れたようですが,まだまだ余裕です。
Nikon D90
リアのパッド。ちゃんと,リアもブレーキかけました(^^)
Nikon D90
FHCでは倍の24kmもある上,速度規制されるのでブレーキの出番が多いのが若干心配ですが,少なくとも,ヤビツのダウンヒルではまったく問題がありませんでした。
まぁ,プロが80km/hで下って,豪快にブレーキングしても大丈夫なんだから,ヤビツごときで異常があるわけないのですが・・・。
12-25Tスプロケット
当日記事に書き忘れたのですが,いつもの12-27Tスプロケではなく,12-25Tスプロケで挑戦していました。
27Tという激軽ギアは,本当は脚の疲労を回避するために,ほんの少しだけ使うつもりなのですが,生来の根性無しのために使いすぎてしまうのが難点でした。
ケイデンスは落ちないで済むのですが,前にまったく進まないので,結果的にはタイムロスしている気がしたため,「27T」を封印したのでありました。
105の12-25Tスプロケット。27Tは封印したのでした。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
今回,12-25Tを初めてヤビツで使ってみたのですが,心配だった,蓑毛の激坂では特に問題なく登りきることができました(もちろん,インナー×25Tでした)。
ただ,最後の2km区間で,一時的に60rpm台になるほどケイデンスが落ち込んでしまいました。いよいよ疲れきった時には,27Tが欲しくなるなぁ・・・。
また,おいらの12-25Tは105(CS-5600)ですので,DURAの12-27T(CS-7900)に比べると70gほど重くなっています。まぁ,中心部の重量ですからほとんど関係ないのですが,それでも,気分的にはDURAの方を使いたいんだよなぁ・・・。
FHCは絶対に12-25Tで行けると思うのですが,次回のヤビツは,もう一回だけ12-27Tで上ってみようかな?と思っています。
自作KeOグリップクリート
気がついたら,右足のゴムが無くなっていました(泣)
頻繁に着脱する左ならまだしも,なぜ右が無くなる・・・? 謎であります。
なぜか,右足クリートのゴムが無くなってしまいました・・・。左は健在なのですが。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
自作しても剥がれやすい,という噂ではありましたが,乗車10回目を目前にヤビツの彼方に儚く散っていきました・・・。
ウェア類
フォトポタ日記では,ウェア類の紹介記事がほとんどありません。
理由は,「服の写真を撮るのが苦手」だから(笑)なんですが,今回は,何を着ていくのか散々悩みました。
別に,合コンに行くわけでもないのに(あ,またNoguさんネタだ),着ていくもので散々悩んでしまった理由は,ヒルクライム特有の問題です。
上りは無茶苦茶暑い(いや,熱いくらい)のですが,下りは極寒になります。ただ,この日は平地で23℃ほどありましたから,ダウンヒルもそんなに寒くはなく,むしろ,上りの暑さを警戒したほうがよさそうでした。
そこで,色々持っていったウェアの中から,この装いで臨みました。
項目 | 製品 |
---|---|
インナー | finetrackのフラッドラッシュメッシュスキン |
ジャージ | Castelliのロングスリーブ |
ウィンドブレーカー | Montbell (下りだけ。上りは畳んでジャージのポケット) |
キャップ | Castelliの綿キャップ |
レーパン | Castelliのビブショーツ |
レギンス | 2XUのコンプレッションレギンス |
ソックス | Castelli |
シューズ | SIDI 5 |
最初は半そでジャージ(ルコック)も重ね着していたのですが,菜の花台からダウンヒルを始めて500mくらいで,「意外と暑いぞ?」と気がついて引き返し,車に脱ぎ捨てて下りました。
結果として,インナー+ロングスリーブで十分でした。
ただ,ヘルメットの下にかぶったキャップは余計でした。暑くて気が狂いそうでしたが,走りながらヘルメットを脱いでまた被るテクニックを持っていないので(たぶん,誰もできないと思うが),汗だくで走り続けることになってしまいました。
おそらく,GW頃では,ロングスリーブじゃなく,ショートスリーブでも大丈夫かと思います(この日も,ショートスリーブの人もいました)。また,レギンスやタイツは好みの問題であり,たぶん,ショーツで大丈夫でしょう。
以上,初投入となった物を中心にまとめてみました。
あ,いかん。ハンドルバー(ネオモル君)を忘れていました・・・。次回に紹介予定ですので,お待ちを~。
>Noguさん
そう,少し悩みましたが,105の12-25Tで上りました。
27Tは,「あると使っちゃう」麻薬なんですよね(笑)
で,25Tにしたのですが,
終盤に60rpmまで落ち込んできたときは,27Tが欲しかったです。
疲れる→回らない→より疲れる→より回らない,,,
の地獄スパイラルになりかけていました。
筋力が無いので,トルク型になると,あっという間に疲労するのです。
FHCだと,5%くらいの勾配なので,
25Tでも大丈夫だと思うのですが,あぁ,それでも保険が欲しいかも。
せっかくの,DURA27Tだしなぁ。
悩みは尽きません。