この,ふにゃふにゃな物体はなんでしょうか。
紙が数枚ずつ張り付いて,固まって,そして折れています。
まるで,ポットから漏れた紅茶がどっぷりとかかってしまった,大切な本のようにも見えますが……,正解です(涙)
今朝,いつものように,THERMOSのポットに熱い紅茶を入れて会社に向かいました。
が,なぜかカバンがホカホカと温かいので疑問に思って,カバンのファスナーを開けてビックリ。
なんと,ポットから大量の紅茶が流出し,カバンの中でタポンタポンしているのです。道を振り返ると,歩道に点々と濡れた跡があります。
「げは~!」
何がなんだか分からないまま,とりあえず,カバンの中身を全部出して逆さまにすると,たまっていた紅茶がドサ~っと落ちました。
で,取り出した荷物を一つ一つ見てみると,
- 財布
- ずぶ濡れ。数少ないお札がグニャグニャでした。が,乾かせばなんとかなるか…
- 社員証
- ずぶ濡れだけど,カードなのでとりあえずはOK。でも,ICタグも入ってるので少し心配……
- メモ帳
- 先日紹介したロルバーンのメモ帳兼スケジューラは,奇跡的にほぼ無傷。
- 小説(?)『ワトスン君,もっと科学に心を開きたまえ』
-
表紙の隅っこがちょいと濡れただけ。この本は,たまたまクリアケースに入っていたため,被害を逃れた模様。さすが,ホームズ(?)
- エッセイ集『写真がもっと好きになる』
-
死亡。完全にずぶ濡れ。ポットの直下に,生身で入れていたため,カンカンに熱い紅茶を頭からかぶった模様。会社のベランダで一日干すも回復せず……。
で,これらの中で一番被害が大きかったのが,菅原一剛さんの『写真がもっと好きになる』。つい先日,AMAZONで購入して読み始めたばっかりだったのに,この状態です。
まだ半分しか読んでいなかったのに,ほとんどのページが「袋とじ」状態になってしまいました。
犯人(?)のポットの方は,元栓もしっかり締めてあるし,もちろん,注ぎ口もロックされていました。中身がほとんど流出してしまったので,どこから漏れたのかもよく分からないまま,一日が過ぎました。
で,家に帰ってきてビックリ。
キッチンの食器置き場に,当たり前のように鎮座されている,ゴムパッキンを発見!
こいつです。
コレがなかったがために,大好きなエッセイ兼写真集を台無しにしてしまいました(涙)
ツマが,汚れたゴムパッキンを塩素消毒してくれてて,付け忘れたようです。まぁ,本人は悪気はゼロなので,しょうがないナ。
これからは,締め付けやロックだけじゃなく,パッキンがちゃんと付けられているか確認しなければ,と思いつつ,袋とじを一つ一つ開けながらワクワクしつつ(?),ページをめくっていく予定です。
自転車でやっちゃうと,フレームが痛んで取り返しが付かないこともあるかもしれません。気を付けましょう~!
>hiroadさん
こんばんは~
確かに,おっしゃるとおりです!
本1冊の被害で済んで良かったです(^^;)
カバンはカンカンに熱くなっていましたから,
気が付かずに膝の上にでも置いたら,
ズボンはシミだらけ,太股は大やけど,
という状態になっていたかもしれません。
おそろしぃ……。