おぉ~,ツルりとして美しいクランク(^^)
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
ケイデンスを計測するためには,クランクにマグネットを装着し,ケイデンスセンサーに入力してあげる必要があります。
今まで,マグネットをクランクにタイラップで固定していたのですが,ちょっと見栄えがイマイチだったので,超小型のマグネットに取り替えることで,見栄え改善&超微量ながら軽量化してみました。
気に入った点
- 標準の,タイラップ固定よりは見栄えがいい
- 強い磁石を使えば,調整も楽になる
イマイチな点
- のちに登場する,「ネオジムマグネットをペダル軸に装着する」方式の方がスマート
LOOK号ではサイコンとしてPOLAR CS400を使っているのですが,ケイデンスセンサー用マグネットは,SIGMAのものを使っています。
SIGMAのマグネットは,がっちりしたケースに入っていて,タイラップで固定できるのが特徴です(センサーにしろ,マグネットにしろ,SIGMAの製品は細かいところまで良くできている気がします)。
SIGMAのケイデンス用マグネット。タイラップでガッチリ固定できる造りです。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
最初の頃は,このがっちり感が嬉しかったのですが,よくよく見ると,クランクにタイラップが巻いてあるというのは,いまいち美観上よろしくありません。
そこで,ホームセンターにて,超小型・強力なネオジムマグネットを買ってきて,交換することにしました。
購入したネオジムマグネットは,一辺が3mm程度の薄い板ですが,その磁力はすごく強力で,2つのマグネットをくっつけると,離せなくなってしまうほどです。
1枚で引っ張り力が500gほどあるので,2枚だと1kgということになります。すごいです・・・。ちなみに,お値段は1枚200円でした(^^)
用意したマグネットはコレ。小さ~いけど,これで500gも持ち上げられます。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
左の巨大マグネットはSIGMA用。大きさの差が凄い・・・。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
もともと,見栄えのためだけに交換ですが,念のため(?)重量を計ってみます。結果は,SIGMAは5g,ネオジムは0gでした。重量0はありえないので,計測限界未満(=1g未満)ということかと思います。
さっそく取り替えてみると,こんな感じです。両面テープで貼り付け,念のため,クリアスキンで剥がれないように補強しておきます。
両面テープで貼り付けた後,念のため,クリアスキンで補強。いらないかナ?
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
若干,裏から見たときの見栄えに問題はありますが,表側から見たときはとてもすっきりしました。まぁ,自転車をかっこよく撮るのは,車体右側から撮るのが鉄則ですから,左クランクはあんまり関係ないと言えば関係ないのですが(^^;)
また,マグネット本体で5g,タイラップで1gの合計6gほど軽量化されるという,極小なおまけも付いてきました。
こんな細かいイジリをして喜ぶより,ステアリングコラムのカットなど,より大事な作業が残っている気がしないではないですが,とりあえず,今日のところはこれでよしです(^^)
とてもすっきりした左クランク。まぁ,誰も気が付かないでしょうけど・・・(笑)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
こんなパッケージで売っていました。2個入りで,お互いを剥がすのが大変(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
おまけ(POLARのセンサー到達距離)
今回,マグネットの交換に併せて,センサーの取り付け位置を,シートチューブからチェーンステイに変更してみました。
もともと,チェーンステイに取り付けたかったのに,SIGMAマグネットがでかすぎて,センサーとのクリアランスが確保できずに,やむを得ずシートチューブに付けていたのです。
今回,マグネットが薄型になったことから,センサーをチェーンステイに付けることができたのですが,今度はPOLAR本体との通信ができなくなってしまいました。
CATEYEみたいに,チェーンステイへの取り付け完了! だったのですが・・・。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
POLARを床に置いてクランクを回すと,ちゃんとケイデンスが表示されるのに,マウントに乗せると表示が0rpmになってしまいます。
そこで,POLARを徐々に手元に移動させてくると,ステアリングコラム付近では通信ができていることが判明。シートチューブ→チェーンステイで,わずか5cmほど通信距離が伸びただけで,計測不能になってしまっていたことがわかりました。
個体差はあるのかもしれませんが,おいらのPOLARでは,本体~ケイデンスセンサの到達限界は85cmくらいであるようです。それにしても,シビアすぎるなぁ,POLARのセンサーって・・・(困)
- 【2010.4.11追記】
- ネオジム磁石のパッケージ写真を載せました。こんな感じで売っていました(^^)
- 【2010.5.4追記】
- Edge705導入に伴い,クランクとセンサーの距離が開いてしまうことになり,より巨大・強力なネオジムに取り替えてみました。非常にいいできばえです!
>GIBSON1さん
はじめまして。
コメントありがとうございます!
もう、すっかりこの改造をやったことを忘れていましたが、
それくらい目立たなくなり、とっても気に入っています。
砂鉄がついてしまうのでは?と心配もしましたが、
全く問題ありません。
ネオジムはものすご~く強力ですから、センサーとの距離も問題ありません。
ただ、ペダルの着脱時には外さなければならないので、
輪行で頻繁にペダルの着脱をやるような使い方には向いていません。
そこだけご注意を~(^^)
あ,あとひとつ。
あまりに強力ですぐに鉄製のものに
ガチン!とぶつかって割れるのでご注意を。