「港の見える丘公園」にて。ここまで辿り着くのにどんだけ苦労したことやら・・・。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
先週,地獄の苦労を味わいながら交換したチューブレスタイヤFUSION3の具合をみることをかねて,ちょっと遠目の散歩(の,つもりだったんだけど)に出かけてきました。
おいらは,ほとんどいつも鎌倉界隈を走っているだけで,横浜方面にはまったく行ったことがありません(過去に1回だけSIX号であり)。
そこで今回は,LOOK号でおしゃれな街(死語か?)横浜を走ってみることにしました。
今回のコースは?
今回のコースは,藤沢→鎌倉→朝比奈峠→金沢八景→港の見える丘公園→みなとみらい→R1で藤沢。
「往復で40kmくらいかな?」なんて軽い気持ちで出かけたのですが,実際には70kmもありました。
こんな間違った距離間を持っていたので,家を出たのは午後1時半というのんびりブリ。終盤は,いつものように猛ダッシュに・・・(泣)
今回のコース。ちょっと,金沢八景周辺で遠回りしすぎたかな?
藤沢→源氏山TT→鎌倉→朝比奈峠
ここまでは,よく走るコースなのでなんの問題も無し。
これから先が65kmもあるということを知らないので,愚かにも源氏山では,いつものミニタイムアタックまでやってしまいました(笑)
が,背中に重い一眼レフや工具(合計約3kg)も背負っている割には,自己最高に迫る2分55秒でクリアできました。
ひょっとして,早くも,チューブレス効果発揮!?
今日はFUSION3の初ライド。頼むよ~(^^)
RICOH Caplio GX100
休日の鎌倉は大混雑で,八幡宮さまでは休憩できませんでした。
RICOH Caplio GX100
本日の最高地点の朝比奈峠は,観光客の車で大渋滞(八幡宮の先~朝比奈IC)でしたが,その脇を無理せずすいすいと走って,無難に越えていきました。
金沢
いよいよ,LOOK号(っていうか,SIX号やRHC号でも行ったことがない)初の金沢八景エリアに進入です。
ここから先は道がまったくわからないので,Edge705さまにお願いして走ることに。そして,いつもように,「え? こんな道を・・・?」という案内に従い,民家の隙間を練って「海の公園」までたどり着きました。
おいおい,大丈夫かいな・・・。明らかに生活道路をすり抜けていくLOOK号。
RICOH Caplio GX100
ここは,野鳥公園のあたり。ここのネーミングも個性が・・・。
RICOH Caplio GX100
こっちは,海の公園。そのままである。
RICOH Caplio GX100
「海の公園」(ちょっと,個性に乏しいネーミング・・・)は自転車乗り入れ禁止なので,ちょいと覗くだけにして,横浜を目指して再スタート。首都高の直下の道を走り,根岸あたりまでは常に35km/h以上で快調に飛ばすことができました。
R357は高速の下なので,景色はイマイチだけど,快速で飛ばせます。
RICOH Caplio GX100
シクロクロス大会 in 山手
本日の目的の一つには,山手の「港の見える丘公園」に行くことがあります。
あそこで,港町横浜を見ながら手持ちのどらやきを食べるのです。
しかし,道がまったくわかりません。元町の方から行くのならわかるのですが,根岸方面からはどこから登り初めていいのやら,さっぱりわかりません。
そこで,またもEdge705さまにお願いするのですが,今度ばかりはびっくりするようなコースをはじき出してきました。
根岸から,急に勾配15%以上の激坂を延々と登らされました(根岸線の山手駅付近)。そして,登りきったところで,どんどん細い道に案内され,行き着いたのはこんなところ。
階段ジャン!!(笑) ふつう,ロードバイクでは走らない地形である。
RICOH Caplio GX100
階段じゃねぇか!(怒)
そう,せっかく苦労して獲得した位置エネルギーを,階段を下って放出するという,すばらしいコースです。
結局,LOOK号を担いで階段を延々と下りました。もはや,ツーリングというより,シクロクロスです(笑)。いや,確かに自転車は担ぐけど,階段は無いな,シクロクロスには・・・。
実はこっそりと,本日初デビューなLOOKペダルのクリートにも気を配りつつ,よたよたと歩いて降りた先は,,,登る前と同じ標高だよ。山を迂回すればよかっただけでは?>Edge705
港の見える丘公園
Edge705の陰謀によって,かなり無駄なアップ(激坂)ダウン(階段)をしてしまい,無駄に地球を暖めてしまいました。
で,問題の階段を下りてからしばらく走ると,ようやく,「山手方面」の看板がでてきました。
目的地がわからないで走るのと,わかっているのではぜんぜん疲労が違います。
港の見える丘公園付近も割と坂がきついのですが,なんの問題もなく,すいすい~っと走って,ようやく16時過ぎに到着です~。
公園に着いて真っ先にやるべきことは,そう,どら焼きを食べることである。
RICOH Caplio GX100
そして,ここにきて,ようやくデジタル一眼(D90)の出番が。藤沢から延々と担いできたのに,実は一枚も撮影していませんでした(途中の写真は全部コンデジGX100)。
やっと,港の見える丘公園に着きました。もう暗くなり始めてますけど。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
冒頭の写真と,上の写真と,合計3枚しかD90の出番はありませんでした・・・。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
リュックの底からD90を取り出し,こんな写真を数枚撮って,本日のD90の出番は終了です。明らかに無駄だった気がする・・・。
なぜか会社に
ここまでで,予想外に時間がかかってしまいました。その原因を分析すると,
- そもそも距離を間違って認識している(70km vs 50km)
- Edge705にだまされて階段を歩かされた
- 荷物が非常に重い(デジタル一眼込みで約3kg)
1.と2.は済んでしまったことなのでしょうがない,覆水盆に返らずです。
が,3.はなんとかなりそうです。
なぜなら,おいらの職場は関内ですから,港の見える丘公園からはほんの数kmしかありません。
職場によって,本日まったく出番の無かったデジタル一眼や厳重ワイヤー錠などを置いていけばいいのです!
というわけで,休日の会社にLOOK号で乗り込み,怪しげなスタイル(メット・サングラス・レーパン)で守衛さんを驚かせつつ,自席にD90とワイヤー錠,食料を置いてきました。
全速力の帰り道
関内から藤沢までは30kmほど。
この区間はすべて国道1号で帰ることにしました。本当は車が少ない道を選んだ方がいいのでしょうが,最短距離だし,絶対に階段は無いと思うので,1号でいいのです。
開港記念館脇を右折すると,今度はみなとみらい地区です。
RICOH Caplio GX100
みなとみらいを走り抜ける。まったく休む暇無し・・・。
RICOH Caplio GX100
そして,ちょうど会社を出ようとしていた5時頃に,家からメール。本日の晩ご飯は,サンマ+栗ご飯であり,遅ければなくなる,とのこと。
高値が続いているサンマを食べられる機会をみすみす見逃すわけにはいきませんし,栗ご飯も大好物です。
というわけで,家までの30kmは,コンタドールでもここまでは無理では?というくらいかっ飛ばして帰りました。
なんせ,関内→藤沢はずっと登り基調なのに,最高速は47.7km/hにも達しています。おそるべし,サンマ+栗ご飯パワーです(笑)
富士山5号目に,吉田うどんではなく,サンマ+栗ご飯を用意していただければ,富士ヒルクライムでも1時間で登りきれることでしょう。
死ぬ気で漕ぐこと1時間20分(途中,ガリガリ君休憩あり),なんとか,サザエさんには間に合って家に到着することができました。わずか5分で風呂に入り,ありがたき,サンマ+栗ご飯を食すのでありました。
あ~,シアワセ(^^)
【本日の走行データ】
コース :家→鎌倉→金沢→根岸→港の見える丘公園→みなとみらい
所要時間:13時30分~18時30分
走行距離:71km
走行時間:4時間40分
平均速度:15.2km/h
最高速度:47.7km/h
消費エネ:2171kcal(階段のせいだ)
合計上昇:542m
(番外編)チューブレスの効果は?
う~む,あまり感じられませんでした。
一般的には乗り心地がよくなるとのことなのですが,もともとのPRO3がかなり乗り心地のよいタイヤだったので,大きな差は感じられませんでした。
FUSION3の推奨空気圧は,おいらの体重(55kg)だと6気圧という低さです。しかし,PRO3も6.5気圧くらいで乗っていたので,そんなに差はありません。
唯一あるかも,と思えるのは「トップスピードの伸び」です。
30km/hくらいで走っている状態で,さらに加速しようとして立ち漕ぎし始めると,ぐんぐん加速してくれます。前述のように,今回の平地最高速度は47.7km/hです。
しかし,これが,チューブレスタイヤの効果なのか,サンマ&栗ご飯効果なのかは,今後,各種データに基づいた詳細な検討が必要と思われます(笑)
いずれにせよ,一日で100km以上走ったり,本気でヒルクライムしてみたり,もう少しハードに使ってみないと,なんとも分からないかなぁ?という感じです。
>Serotta Tiさん
うほ~,32km/hで転倒!
痛いですねぇ・・・。体も心も・・・。
骨折等の大きなケガにならなくて何よりです。
自転車も極小被害だといいですね。
おいらの「乗物転倒」で一番恥ずかしかったのは,
銀座三越,和光の真ん前,銀座4丁目の交差点で
自動二輪で立ちゴケした経験です。
もう20年近く前ですが,もちろん,
後部座席には女子が乗っていました。恥ずかしかったなぁ。
ロードバイク(自転車)では,今のところ,無転倒です。
「おぉ,怖!」という経験は多々あるので,
無転倒も運だけ,と肝に銘じて,安全運転しないと(^^)