「オイラノイタミハドコニイッタ?(直訳)」
ロードバイクに乗り始めて一ヶ月。最初はあんなに辛かった尻・足・肩・手・腰(要するに全部)の痛みがどこかに消えてしまいました。
GW期間中には合計で300kmほど走りましたが,走りは軽快そのもの。乗り始めた頃の,あの耐え難い痛みはどこに行ってしまったのだろう・・・?
4月にロードバイクに初めて乗った時。正直に言って,「あんが~ 失敗したかも・・・」が第一印象でした。
まずはドロップハンドルの握り方が全然分からない。極端に前傾姿勢だし,ブレーキレバーはとんでもないところに付いている上に全然効かないし,車体は軽すぎるし・・・。
「楽しく乗る」どころか,普通に乗車することすら難しい状態でした。
で,境川CRなどで2週間ほど練習しているうちに,ドロップハンドルはとても使いやすくなり,ようやく楽しく乗れるようになってきました。境川CRを離れ,鎌倉や七里ヶ浜なんかにも出かけられるようなりました。
しかし,ここで新たな問題が発生。
朝,たったの20kmちょっと走っただけで体中が痛くなるのです。お尻や肩,手のひらなどですが,特にお尻の痛さはひどい状態。あまりの痛さに,LGS SIXで使っていたスペシャライズドのサスペンションシートポストさえ使ってみたりもしました。
でも,友人からは「え~,ロードにサスサドル~? だっさ~」と罵声を浴びせられ,やっぱり,ノーマルのサドルに戻すことに。確かにお尻は痛くないのですが,重量は増加するし,そもそもポジションが全く安定しません。
そこで,今までは「そんなに微妙に合わせなくて良いんじゃないの?」と気にしていなかった「セッティング」というものに手を出してみることに。とりあえず参考にしたのは,こんな本。股下の長さを測って,定数(推奨は0.893とのこと)を掛け,その長さをBB~シートの長さにセットするとのことにしました。
おいらの身長は175cm,体重は57,8kg。ひょひょろと背が高いので,何となく「股下は90cmくらいか?」と適当に思っていたのですが,奥さまに協力してもらって計ってみると,なんとたったの80cm。そして計算から求められたBB~シート長の推奨値は71cm。そして,そのときのRHC号の設定はなんと77cm。どう考えても無理ですがな。股下80cmでどうやって77cm下のペダルを漕ぐねん!
で,つまらない見栄(?)をさっさと捨てて,素直に71cmに設定。ついでに,会社帰りにダイソーで買った水準器でサドルの水平出しをして走ってみたら,魔法のように快適そのもの。
ペダリングのたびに股が擦れることも無くなったし,余裕でブラケットは握れるし,変に力がかからないから手の平も痛くないし,もう,何もかも一気に解決!!
なんとなくペダリングが窮屈な気もしないではないので,これからチビチビ微調整は必要なのでしょうか,当初の状態から比べたら本当に幸せな状態です。
LGS SIXの時はほとんど興味がなかった,自転車のセッティング。これからは,もうちょっと勉強して真面目に取り組んでみる価値あり!ととっても強く思っています。