な,なんだ,このトレッド面の薄さは!?
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
実は,先日のヤビツアタックで大事件を起こしていました。
いや,大事件の手前で止まってくれましたが,下手すると,危うくダウンヒルを中断してトボトボ帰るとこでした。
今後の手間を考えると面倒くさいやら,意外と楽しいのやら・・・。
ヤビツの鬼門,「丸坂」
先日のヤビツアタックでは,中間地点(というより麓から2/3地点)の菜の花台の駐車場まで車で行って,そこから麓の名古木交差点までダウンヒルしてからスタートしました。
しかし,フォトポタ日記のご愛読者であれば周知の事実なのですが,おいらはダウンヒルが大の苦手。
山を上るのは大好きなのに,下るのは大嫌い。
この世のすべての山から下り坂がなくなってくれることを祈り続けているくらいです(バカ?)
時速15kmでこんな写真を撮ったりしています。とにかく下りは苦手です・・・。
RICOH GX100
表ヤビツのダウンヒルは,急に道が細くなったり,林間部で暗くなったり,蓑毛の激坂でスピードが出すぎたり,とイヤなことだらけなのですが,中でも一番イヤなのは,蓑毛の激坂の上にある,通称「丸坂」。
凍結防止用に道路の表面に「○」が掘ってあるのですが,これが,細い&高圧のロードバイクタイヤにとっては大敵です。
グリップは失うし,ケツは2つに割れちゃうし,いいことなし(涙)
RICOH GX100
スピード上げて突入するとものすごく跳ねてしまい,ハンドルを取られそうになってしまいます。
なので,この日もブレーキをかけながら丸坂を通過していたのですが,うっかりとリアタイヤをほんの一瞬だけスリップさせてしまいました。ツルッと。
カーボンホイールは熱に弱い(素人レベルの走りでは関係ないという噂もあり)ので,なるべく前後ブレーキを交互にかけて,「冷やす時間」」を作ってあげています。
で,たまたまリアだけになってしまった瞬間にグリップを失ったようで,ほんの数mだけ,ツルッと滑ったのでした・・・。
VELOFLEX Record様,ご臨終です・・・
丸坂でちょっとだけ「ツルっ」した後は,そのまま名古木交差点までダウンヒルし,再度,ヤビツ頂上までタイムアタックを無事にすませることができました(タイムはがっかりですが・・・)。
が!
家に帰ってきてから,ホイールをいつものシャマルに入れ替えようとしたとき,MV32Tのリアタイヤに妙な模様を発見しました。
最初は落ち葉か汚れ,くらいに思っていたのですが・・・。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
最初は,落ち葉かなんかが付着したのかと思ったのですが,なんと,トレッド面がすり減ってなくなっていたのです。
写真の通り,幅1cm弱×長さ3cmにわたってトレッドがなくなり,タイヤの構造材がむき出しになっています。
また,驚いたことに,健全な部分のトレッドも厚さは1mm未満であり,薄いフィルムが張ってあるような感じでした。
う,薄!! トレッドのゴムは1mm未満では!?
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
いやはや,よくこんな状態で蓑毛の激坂区間(時速50km)を走れたもんです。いつパンクしてもおかしくないよ・・・。
原因分析
おいらにとってのRecordは決戦タイヤであり,ヒルクライム以外での使用はほとんどありません。
買ったばかりのころは,こんなきれいだったのに・・・。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
いや,ありました。
前回のヤビツアタックの後,路面の悪い裏ヤビツを走り,津久井湖周辺を走り,厚木~藤沢間は異物の多い幹線道路を延々と走ったりしていました。
裏ヤビツ。お世辞にも路面はよくないです。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar
改めてRecordの表面を指で触ってみると,全周にわたってトレッド面が磨耗して扁平になっているのが分かります。
そう,たった130kmでしたが,それでもRecordにとってはかなりの負担だったようで,あっと言う間に磨耗してしまったと推測されます。
そこにきて,丸坂でのスリップインシデント。
ふつうの路面でスリップしても辛いのに,まるで,「おろし金」のような路面でスリップしたら,こうなるのは当たり前のような気がします。
Recordの国内価格は1本で15k円ほど。安いママチャリが1台買えてしまうほどのお値段です。
いやはや,高い授業料だったなぁ・・・。
チューブラータイヤの初交換に向け
こうなることを見越してか(笑),6月FHCの前にはRecordを1本予備で購入してありました。
が,問題は「チューブラータイヤの交換方法を知らない」ことです。
接着テープでリムに張り付いているタイヤをどうやってはがすのか。
装着方法(TTP-1)は分かるのですが,ダメになったタイヤの外し方が分からない・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
本によると,ドライバー等でこじる方法と,潔く(?)タイヤをカッターでぶった切る方法があるようです。
もうちょいと調べてみて,今週末には初交換に挑戦する予定です!(^^)
>かんたろーさん
連休の最終日にRecordの分解をしてみました。
タイヤをはさみで輪切りにしてみたのですが、
トレッド面の薄さに驚きました。
タイヤの構造体の表面に、薄~く貼ってあるだけです。
すり減ったわけではなく(もちろんすり減ってもいますが)、
どこの断面を見ても、側面も含めて、1mm程度です。
ロードタイヤのトレッド面て、こんなに薄いもんなんですね。
改めて驚きました。
リアブレーキは丁寧にかけないといけませんね。
(特に下り坂)